2020年03月26日
国鉄 東海道新幹線
【他社発行の東海道新幹線関連の記念乗車券】
《伊豆箱根鉄道 新幹線三島駅開設記念乗車券(昭和44年)》
栞型の記念乗車券。紙質が悪く、かなり薄いです。
《伊豆箱根鉄道 新幹線三島駅開業15周年記念乗車券(昭和59年4月25日)》
開業から15年経ち、記念乗車券はカラー写真使用で紙質も良くなりました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念切手】
《東海道新幹線開通記念初日カバー(昭和39年10月1日)》
東海道新幹線開通記念切手を使用し、東京中央局の小型印を押印した初日カバー。小型印の状態が悪く、新幹線側面部分が擦れています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【国鉄時代の駅弁を復刻したもの】
《東京駅弁 NRE 復刻チキン弁当》
東京の駅弁で一番美味しいと言う人もいる『チキン弁当』ですが、東海道新幹線開業の昭和39年に誕生した意外と歴史のある弁当です。現在の東京駅では多種類の駅弁が販売されており、味も日本食堂時代より美味しいものは増えたと思います。1,000円以上の商品であれば…
同じく日本食堂から分社したのに、JR東海系のジェイアール東海パッセンジャーズの方が種類は少ないけれど美味しい駅弁が多いのが不思議でなりません。そのような状況でもNREだけが『チキン弁当』を800円で残している事は奇跡に近いといえるでしょう。チキン弁当の高評価の背景にはNREの駅弁の多くが価格に見合っていない(高すぎる)ことがあるのではないかと思います。
復刻版は平成18年の東京駅東日本駅弁大会限定で登場しましたが、その時は『駅弁の日記念弁当』しか注目していなかったので未購入です。しかし、その後も2回販売されており、それらを掲載します。復刻版は当時の味も再現しているようで、チキンのパサパサした感じが良いのかもしれません。箱の表記は『日本食堂』となっています。
NREとなった今では東京地区の駅だけでなく、仙台駅や羽田空港(それぞれ独自のデザインのパッケージ)でも販売しています。
〔東京駅東日本駅弁大会(平成19年4月)〕
前年に続き東京駅東日本駅弁大会で販売された復刻チキン弁当。同年春頃から東京地区のNRE駅弁掛紙の多くに印刷されている『JR20周年記念ロゴ』が復刻版には不要だと思います。
〔京王百貨店 第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会(平成20年1月)〕
第43回京王大会では『復刻駅弁』という目玉商品の一つにラインナップされました。同大会では『東海道新幹線東京駅』の駅弁と案内されていましたので、当ブログでも復刻チキン弁当については国鉄時代の東海道新幹線の記事に掲載しております。
前回の東日本駅弁大会(平成19年4月)が『JR20周年記念ロゴ』入りだったのに対し、こちらはその印刷が無く『ちゃんとした復刻』である事が特徴。中身は特に前回とは違いないです。
《リニア・鉄道館 JRCP 復刻昭和39年新幹線開業弁当(平成24年8月26日購入)》
リニア・鉄道館限定発売の弁当で東海道新幹線開業当時の幕の内弁当を復刻したもの。写真左は掛紙。右は原材料名ラベル。
極力当時の内容に近づけるためか、経木に掛紙を巻いた昔風のスタイルですが、JRCP調製らしさとして写真左の様にビニールで包装されています。なお、中身の写真は撮り忘れましたので、デリカステーションの見本写真を掲載しておきます。
《静岡駅弁 東海軒 祝東海道新幹線開通お弁当(幕の内弁当(復刻版)(平成26年11月23日購入)》
東海道新幹線開通50周年を記念して、開通当時の記念弁当を復刻したもので、中身は当時の幕の内弁当の様です。税込850円。掛紙のデザインは富士山、0系新幹線車両など。
現在の幕の内弁当には揚げ物が入っていますが、この弁当には鰹角煮が入っています。また、煮物の構成や蒲鉾が紅白になっている点、梅干しが入っていない点などの違いがあります。東海軒では御殿場線80周年371号の運転に合わせて、その記念弁当も並行して発売していますが、そちらは現在の幕の内弁当ですので新旧幕の内弁当を食べ比べ出来ます。原材料名に記載されている着色料の種類が現在よりも多く、昭和30年代らしい悪い部分まで見事に再現してしまっているところがある意味凄いです。それでも個人的には復刻版の方が鰹角煮の存在感があって豪華に見えました(現在、東海軒では『幕の内弁当』よりハイグレードな『特製幕の内弁当』(税込1,080円)も発売しています)。
《静岡駅弁 東海軒 元祖鯛めし(復刻版)(平成26年11月23日購入)》
東海道新幹線開通50周年を記念して、昭和30年代の鯛めしを復刻したものです。税込700円。現在の元祖鯛めしとは経木の形状、鯛めし自体は同じ様ですが、漬物が昭和30年代はなら漬、現在はたくあんとなっている点が違いの様です。また、現在の元祖鯛めしは税込650円で、復刻版は50円高くなっています(先述の祝東海道新幹線開通お弁当も、現在の幕の内弁当、御殿場線80周年371号記念弁当より50円高い)。
鯛のおぼろは、他の東海道線沿線の駅弁と同様に甘く煮たものですが、適度な甘さ。醤油ご飯が濃い目で、味付けの違いがはっきりしていて、ご飯が進みます。
※2008年01月22日掲載(復刻チキン弁当)
※2010年07月11日更新(開通記念FDC)
※2012年08月30日更新(復刻昭和39年新幹線開業弁当)
※2014年11月26日更新(復刻版東海軒駅弁2種類)
※2020年03月26日更新(伊豆箱根鉄道記念乗車券2種類)
【関連記事】
《民営化後の東海道新幹線》
JR東海 東海道新幹線
《関連列車》
国鉄 ひかり号(新幹線)
国鉄 こだま号(新幹線)
《伊豆箱根鉄道 新幹線三島駅開設記念乗車券(昭和44年)》
栞型の記念乗車券。紙質が悪く、かなり薄いです。
《伊豆箱根鉄道 新幹線三島駅開業15周年記念乗車券(昭和59年4月25日)》
開業から15年経ち、記念乗車券はカラー写真使用で紙質も良くなりました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念切手】
《東海道新幹線開通記念初日カバー(昭和39年10月1日)》
東海道新幹線開通記念切手を使用し、東京中央局の小型印を押印した初日カバー。小型印の状態が悪く、新幹線側面部分が擦れています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【国鉄時代の駅弁を復刻したもの】
《東京駅弁 NRE 復刻チキン弁当》
東京の駅弁で一番美味しいと言う人もいる『チキン弁当』ですが、東海道新幹線開業の昭和39年に誕生した意外と歴史のある弁当です。現在の東京駅では多種類の駅弁が販売されており、味も日本食堂時代より美味しいものは増えたと思います。1,000円以上の商品であれば…
同じく日本食堂から分社したのに、JR東海系のジェイアール東海パッセンジャーズの方が種類は少ないけれど美味しい駅弁が多いのが不思議でなりません。そのような状況でもNREだけが『チキン弁当』を800円で残している事は奇跡に近いといえるでしょう。チキン弁当の高評価の背景にはNREの駅弁の多くが価格に見合っていない(高すぎる)ことがあるのではないかと思います。
復刻版は平成18年の東京駅東日本駅弁大会限定で登場しましたが、その時は『駅弁の日記念弁当』しか注目していなかったので未購入です。しかし、その後も2回販売されており、それらを掲載します。復刻版は当時の味も再現しているようで、チキンのパサパサした感じが良いのかもしれません。箱の表記は『日本食堂』となっています。
NREとなった今では東京地区の駅だけでなく、仙台駅や羽田空港(それぞれ独自のデザインのパッケージ)でも販売しています。
〔東京駅東日本駅弁大会(平成19年4月)〕
前年に続き東京駅東日本駅弁大会で販売された復刻チキン弁当。同年春頃から東京地区のNRE駅弁掛紙の多くに印刷されている『JR20周年記念ロゴ』が復刻版には不要だと思います。
〔京王百貨店 第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会(平成20年1月)〕
第43回京王大会では『復刻駅弁』という目玉商品の一つにラインナップされました。同大会では『東海道新幹線東京駅』の駅弁と案内されていましたので、当ブログでも復刻チキン弁当については国鉄時代の東海道新幹線の記事に掲載しております。
前回の東日本駅弁大会(平成19年4月)が『JR20周年記念ロゴ』入りだったのに対し、こちらはその印刷が無く『ちゃんとした復刻』である事が特徴。中身は特に前回とは違いないです。
《リニア・鉄道館 JRCP 復刻昭和39年新幹線開業弁当(平成24年8月26日購入)》
リニア・鉄道館限定発売の弁当で東海道新幹線開業当時の幕の内弁当を復刻したもの。写真左は掛紙。右は原材料名ラベル。
極力当時の内容に近づけるためか、経木に掛紙を巻いた昔風のスタイルですが、JRCP調製らしさとして写真左の様にビニールで包装されています。なお、中身の写真は撮り忘れましたので、デリカステーションの見本写真を掲載しておきます。
《静岡駅弁 東海軒 祝東海道新幹線開通お弁当(幕の内弁当(復刻版)(平成26年11月23日購入)》
東海道新幹線開通50周年を記念して、開通当時の記念弁当を復刻したもので、中身は当時の幕の内弁当の様です。税込850円。掛紙のデザインは富士山、0系新幹線車両など。
現在の幕の内弁当には揚げ物が入っていますが、この弁当には鰹角煮が入っています。また、煮物の構成や蒲鉾が紅白になっている点、梅干しが入っていない点などの違いがあります。東海軒では御殿場線80周年371号の運転に合わせて、その記念弁当も並行して発売していますが、そちらは現在の幕の内弁当ですので新旧幕の内弁当を食べ比べ出来ます。原材料名に記載されている着色料の種類が現在よりも多く、昭和30年代らしい悪い部分まで見事に再現してしまっているところがある意味凄いです。それでも個人的には復刻版の方が鰹角煮の存在感があって豪華に見えました(現在、東海軒では『幕の内弁当』よりハイグレードな『特製幕の内弁当』(税込1,080円)も発売しています)。
《静岡駅弁 東海軒 元祖鯛めし(復刻版)(平成26年11月23日購入)》
東海道新幹線開通50周年を記念して、昭和30年代の鯛めしを復刻したものです。税込700円。現在の元祖鯛めしとは経木の形状、鯛めし自体は同じ様ですが、漬物が昭和30年代はなら漬、現在はたくあんとなっている点が違いの様です。また、現在の元祖鯛めしは税込650円で、復刻版は50円高くなっています(先述の祝東海道新幹線開通お弁当も、現在の幕の内弁当、御殿場線80周年371号記念弁当より50円高い)。
鯛のおぼろは、他の東海道線沿線の駅弁と同様に甘く煮たものですが、適度な甘さ。醤油ご飯が濃い目で、味付けの違いがはっきりしていて、ご飯が進みます。
※2008年01月22日掲載(復刻チキン弁当)
※2010年07月11日更新(開通記念FDC)
※2012年08月30日更新(復刻昭和39年新幹線開業弁当)
※2014年11月26日更新(復刻版東海軒駅弁2種類)
※2020年03月26日更新(伊豆箱根鉄道記念乗車券2種類)
【関連記事】
《民営化後の東海道新幹線》
JR東海 東海道新幹線
《関連列車》
国鉄 ひかり号(新幹線)
国鉄 こだま号(新幹線)