気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

弾丸撮影ツアー③:川崎新町で撮る下り列車 (2020.2/29)

⇒前篇はこちら

産廃列車「クリーンかわさき」号 ◇

 PF2089号機を撮ろうと69レの時刻を調べている時、153レの存在を知った。何と産廃列車! 関西では長期休み前に吹田貨物ターミナル-京都貨物ターミナルに走ったりしてるが、此方は定期列車。69レの直前にやって来るので丁度いい。
 さて、下り列車は全て同じ線路を走るのだが、これが標準・中望遠派には撮り難い。鉄柱が多く列車が目立たないのだ。手持ちレンズはズームが1本だけの寂しい内容だが、そのズームレンズに大いに働いてもらうことにした。先ずは奥でのショット。半逆光がイイ感じ。 (EF66 115 153レ 7:25)
f:id:hato_express:20200324104406j:plain
 視線を下げたいところだが柵越しなのでそうもいかない。そして引き付けた画が此方。ド真ん中に鉄柱があり、折角の特徴ある荷が目立たないのが判る。
f:id:hato_express:20200324104409j:plain
 当初予定していた、石炭貨物列車と相前後してやって来るリニア残土列車はウヤだったので、よく似た構成の産廃列車が撮れたことでホッとした。

動画はこちら ⇒

◇ PF銀座 ◇

 さっき撮った2089号機が戻って来た。短い編成のようで、これがシャトルと呼ばれる列車? でも荷がほぼ満載なのがよい。後尾は右に廻り込んでいるようにも見え、短編成感は無い。既に陽は廻って逆光状態。パンタクッキリは嬉しい。 (EF65 2089 75レ 10:46)

f:id:hato_express:20200324104412j:plain
 その直前には配給列車も登場。琵琶湖線で撮れるJRF-PFは下り1本だけだが流石はPFの牙城、PFの設定が多い。 (EF65 2096 6795レ 10:26)
f:id:hato_express:20200324104415j:plain
 もっと引き付ければ編成が鉄柱間に入るのでは? と思われる向きもあるかもしれないが、右側には次の鉄柱があるのでこれが精一杯の画角。ただパンタの位置を考えれば、もう少し引き付けても良かったかな。

PF関係の動画はこちら ⇒

205系は珍しい? ◇

 関西では205系どころか103系113系も現役。205系奈良線に移ったとは云えバリバリの現役で、数を減らしたという感は無い。関東ではメイン路線から撤退し支線運用に従事する際に大量の廃車が出ているので、希少感が出ている模様。折角なので1枚くらいは撮っとこう。「浜川崎」行きよりは「尻手」行きの方が南部支線らしい行き先かな? (11:41)
f:id:hato_express:20200324104418j:plain

EH200とタキ ◇

 タキは中京地区でも見られるが、EH200は此方まで来ないと見られないカマ。人呼んでデジタルモスラ。残念ながらあまり人気が無い。 “すいてつ” も同様で、出来ればPF牽引で撮りたかった。 (EH200-20 8099レ 12:07)
f:id:hato_express:20200324104421j:plain
 荷が黒タキというのは嬉しい(正確にはインクブルーらしいけど)。後方にタンクコキが連なっているのも此処らしい列車で、これで関東らしい列車は撮り揃えられたんちゃう?
f:id:hato_express:20200324104425j:plain
 次のショットは思いっ切り引き付けてみた。デジタルモスラがデカ過ぎて荷が目立たないが、EF機ならこの画角でもいいかも。

⇒ 動画はこちら

◇ 脚は未だ痛い ◇

 当初は川崎新町で撮るにしても駅外からのショットも考えており、時間を見計らって武蔵野線に移る案もあった。だが如何せん、幾分マシになったとは云え脚の痛みは引かない。やむを得まい、タキも撮れたし早めに移動することにしよう。
 次の電車を待ってると目の前を下り線を通過していくのは、単機回送スジのはずのEH200+緑タキ。ああ、撮り損ねた・・・

⇒ 弾丸撮影ツアー④に続く