平成筑豊鉄道 「ことこと列車」
の乗車記7回目です。
(前回はこちら)
列車は油須原(ゆずばる)駅を定刻の14時18分に出発です!
■山あいの中をゆっくり進むことこと列車
森の中をかきわけて、
ガタンゴトン・・・と一定周期の音を立てながら進みます。
絵になりますね!
■九州最古のトンネル
源じいの森~崎山駅間にある「第2石坂トンネル」。
ここは1895年にできた九州最古のトンネルなのです。
九州最古の駅の嘉例川駅が1903年ですので、
かなり初期のものと言えます。
ちなみに、石炭がメインエネルギーだった時代で、
石炭輸送のため複線化を目論んで作られたトンネルのため、
横広い大きさになっています。
■ポストカードの場所はどこ?
この絵がすごく気になっていました。
すごくいい風景と思いませんか?
さすが水戸岡さんです。
アテンダントさんに場所をおたずねしたら、
減速走行してくれるとのこと。
場所は、「崎山八幡神社」
崎山駅の手前になります。
線路が鳥居で挟まれているんです!
神社側
↓
反対側
↓
今度は外から列車を見てみたい・・・
と思う場所でした!
減速していただきありがとうございました。
■そろそろお会計の時間・・・
そろそろ終わりになりました。お会計です。
車内で注文したドリンク類はこのタイミングでまとめて請求されます。
飲み屋さんの明細書みたいな感じですね・・・
■車内販売
そして、グッズの販売に回ってきました。
それにしてもアテンダントさんの笑顔。。。。素晴らしい!
「ポストカード」と「ピンバッチ」の2種類のみ。
ポストカードは、乗車時にもらうものと同じです。
なので、ピンバッジを購入しました。
次に乗車の時は、付けて乗ろうかな・・・
■令和初の駅「令和コスタ行橋」を通過
商業施設「コスタ行橋」のオープンに合わせて作られた新駅です。
令和元年8月24日に開業しました。
駅のデザインは水戸岡鋭治さん。
駅は通過でしたが、アナウンス付きでした。
詳しくは車窓動画をごらんください。
■終点の行橋駅に到着
令和コスタ行橋駅を過ぎれば、
右に日豊本線が近づいてきて終点の行橋駅になります。
皆さんが好き好きにアテンダントさんに挨拶して、
写真撮影をされています。
■ことこと列車の感想は?
地方の第3セクターがここまで出来るか!というくらいの内容でした。
乗車駅と下車駅が全く違う部分や、車内にトイレがない部分で他の観光列車とリスクと思える点があるかと思いきや・・・
それを上回るボリューム。
なんといっても、アテンダントさんの元気の良さ、笑顔が一番よかった。
列車は90%を超える満員。
どうしても満員だと接客・配膳で忙しくなるわけで、余裕がなくなるはず・・・
でもみなさん笑顔で誰一つ暗い顔や真剣な顔が見られないんです。
だから、粗相があっても全然悪く思わない・・・
そんな感じでした。
ぜひ九州の真心がこもった「ことこと列車」に乗ってもらいたいです!
こんなにがんばっている平成筑豊鉄道は、
まだまだ赤字。
解消を応援したいですね!
(行橋駅の売店で購入)
また乗りに行きます!