みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日14日にデビューした、話題の近鉄新型名阪特急「ひのとり」を一目見ようと、近鉄沿線の各駅を巡っています。
続いて「鶴橋駅(大阪市生野区)」の隣駅「大阪上本町駅(同天王寺区)」で途中下車。
この「大阪上本町駅」は行き止まり式の「地上ホーム」と、こちらの「地下ホーム」とに別れた構造になっています。
後者には「奈良線」の列車や、名古屋・伊勢志摩方面の特急列車の多くが発着しています。
ちょうど、名古屋ゆきの「特急 アーバンライナー」が入線して来たところでした。そして…
難波方面のホームに、またも「ひのとり」がやって来ました!
直近では、大阪発の名古屋ゆきが10時ちょうど発でしたので、それに充当される送り込みの回送列車だったのでしょうか。
目の前を「メタリックレッド」の深い赤色の車両が走り抜けて行きます。
先ほど「鶴橋駅」で見かけたのと比べて、赤色の具合がさらに深みのあるように感じます。
地上で見るのとはまた印象が違います。
次にやって来た列車で「大阪難波駅(同中央区)」に到着。
近鉄はここが終着駅ですが、さらに先へ「阪神なんば線」と相互乗り入れしており、尼崎・神戸方面へと直通列車が運行されています。
先ほども触れましたが、直近の「ひのとり」名古屋ゆきは10時ちょうど発。
「00分 ひのとり」「10分 伊勢志摩ライナー」「30分 アーバンライナー」と、近鉄特急の主力がずらりです。これはたまらん豪華さです。
ホームに降りて来ました。
左側に、すでに「ひのとり」が発車待ち中。
発車までは、幸い10分ほどありましたので、じっくりと車両を観察することが出来ました。
先ほども触れましたが、「メタリックレッド」という深い赤色が実に目に焼き付くようです。
ここで、気になる車内を車外から少し拝見。
(車内には入っておりません。念のため)
先日、乗車した「観光特急しまかぜ」と同様に広く取られたデッキスペースには、ロッカーが備え付けられていました。
結構大きいサイズのように見受けられます。
そして、隣には「カフェコーナー」。
昨今はコンビニで良く見かける、挽き立てのコーヒーを有料(200円)で、好きな時に飲めるというものです。
さらには、軽食の自販機もあったりします。
ビジネス需要の大きい「名阪特急」、なかなかありがたい設備だなと感じます。
ということで、まさに劇的なデビューを果たした「ひのとり」観察記でした。
「大阪~名古屋間」というのは、所要時間だけを見ると「東海道新幹線」の方が圧倒しているものですが、実は大阪府南部や和歌山県から名古屋方面へ向かうとなると、新幹線の「新大阪駅」に出るのと、この「大阪難波駅」から近鉄特急に乗り換えるのも、実は所要時間にさほど差がないという現象があります。
それを考えますと、さらに近鉄特急のアドバンテージは高いものになったなあと感じます。
ともかく、名阪間の鉄道輸送史において、あたらしい一ページが書き加えられたことには相違ないようです。
「JR東日本の新幹線グランクラスを超える豪華さ」だというこの「ひのとり」、早く体験してみたいと思えるものでした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。