伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ
「JR加古川線~河合西駅ぶらり①~」
三年前に歩いたJR加古川線「河合西」駅。
前回は、駅西・南側を中心に歩いたので、今回は東側へ。
一応、最終目的地を「広渡廃寺跡歴史公園」に設定。
新型コロナウイルスによる活動自粛要請の影響もあって、河合西駅で降りたのも乗ったのも私一人だけ。
まずは、駅から東へ延びる道を加古川へ向かって歩く。
加古川にかかる橋を渡る。お天気はサイコー。風もなくて、川の流れも穏やかだ。
加古川左岸には「小野さくら堤回廊」が約4Kmにわたり整備されている。八重紅枝垂など5種類の桜が約650本続く。
残念ながらこの日の蕾はまだ固かった。
このさくら堤は、西日本最大級の桜並木として有名。
随所にベンチやトイレが整備されていて、満開時にはゆっくりと桜を愛でることができる。(今年は新型コロナウイルスの影響で、ライトアップは中止だそうだ。残念。)
さくら堤を少し下流へ歩いていくと、左前方に小さな森。
神社に違いない。訪ねてみよう。
「顕王神社」の社標。
珍しい社名だ。案内板もなく、私には由緒由来は不明。
この地域に何か関連があるのか?気になる。
境内はきれいに清められ、地元の氏子の方々に長年崇められてきた地神様だということがわかる。
驚くことに、十三社の摂社・末社が合祀されている。
いつものように「世界と地域の安寧、皆の健康」をお祈りして先を急ぐ。
顕王神社から東方向へ歩くと、右手の民家の屋根の間に大きな樹木が見えた。何かありそうだ。向かってみる。
見えていたのは、この大木。
地元のお稲荷さんだと思われるが、荒廃が進んでいた。
草が生い茂り、鳥居も崩れたまま放置されている。
再建されることを祈りつつ、広渡廃寺跡歴史公園へと向かう。
まだ、二十分ほどは歩かねばならないようだ。
続きは次回。
アクセス:JR加古川線「河合西」駅下車