美濃白鳥~樽見 | ハンター湘南の旅ブログ

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列車の終点、美濃白鳥までやってきた
 
美濃白鳥は、何年ぶりだろう
福井県の九頭竜へのバスが無くなると聞きつけて乗りに来て以来か
 
それ以降、旧越美南線と越美北線を繋ぐ公共交通機関は無くなってしまった。
せめて夏休みだけでも復活してほしい。
 
懐かしい、美濃白鳥駅
 
それにしても、この時期に全く雪がないのはどうしたことか
旧白鳥町は、あちこちにスキー場が点在しているのに。
 
さて、記念切符(令和2年12月31日まで有効)を買って、増収協力
フリー切符利用で来たから、申し訳ないし。
 
さて、同じ車両で逆戻り
土曜日だからか、宅配便荷物の積載は無かった
 
一計を案じて、郡上八幡で降りた
 
国鉄時代と変わらぬ駅舎
 
ここで高速バスに乗り換えることにした。
もちろん別料金だが、もともと美濃市→岐阜を別料金で路線バスでショートカットする予定だったから、差額は大したことない。
うまくいけば、1時間30分短縮して、予定の樽見鉄道に乗れてしまうことがわかったのだ。
 
15分の接続で名鉄岐阜行きバスが発車
乗客は2人のみ
料金表を見ると、ここが始発ではなく、どこか離れた場所から来ているらしい。
市販の時刻表との齟齬あるあるだ。
 
すぐに高速へ入ると思いきや、郡上八幡の中心街をぐるぐる巡回
10数か所、町中すべての停留所に停車。
岐阜バスの独占エリアだから可能なのだ。
しかも、通常の路線バス同様、160円均一で区間利用も可能で、意表を突かれた。
まあ、古い城下町の様子が分かって良かったか。
 
30分ぐらいして、「コミュニティバス」が高速バスへ豹変。
ようやく東海北陸道を快走し始めた。
高速美濃、高速関、高速各務原と進み
乗客は最大7~8人
 
岐阜市内へ入ると、国道21号は立派な高架道路だが、渋滞気味
昨日、東海環状が全線繋がったから、それでも、いくらか減ったのか。
 
幸い、3分程度の遅れで、駅前に着いた。
ホームへダッシュ!
 
ギリギリ、13:05発に間に合った。
1本遅れでも「大垣ダッシュ」をすれば間に合うかもしれないが、もう若くは無いし
そもそも駅には「走らないで!」と大書してあるはず。
 
岐阜駅、やっつけ写真すいません。
 
大垣行きに何とか滑り込んだ(時間の関係で写真は別列車)
 
大垣では、思わぬ珍客が
 
さて、樽見鉄道も随分ご無沙汰
7番線ホームの前方にちょこんと停まっていた。
 
たまたま1本後の3分接続の東海道線は6番線に到着し、走らなくても間に合ったけど。
 
 
樽見線にしては立派すぎる(失礼)揖斐川鉄橋を渡り(東海道線から撮影)
 
私はお初である、モレラ岐阜駅の大量下車に意表を突かれた
貨物を失った樽見鉄道が最近再び黒字化した理由が判った気がした。
 
北方真桑付近では、高架化工事が行われていて、徐行
樽見鉄道が末長く廃止されることはないことがわかり、嬉しくなる。
 
本巣で車両交換のため乗り換え
 
イベント対応車両?
つり革が「鮎」?
 
本巣は、かつてはセメントの積み出し駅で賑わった
ディーゼル機関車のほか、旧型客車も保有していて、北方真桑に集まる3校の高校生の通学輸送にも大活躍した。
残念ながら客車には乗れずじまい。
 
住友大阪セメントへの引き込み線跡
 
車窓は、富有柿の果樹園地帯から、根尾川沿いの渓谷へ
 平成区間なので、線形が良く、またトンネルが目立つ
 
終点、樽見に到着
 
 
樽見と言えば、薄墨桜と根尾谷断層
申し訳ないが、今回もとんぼ返り、
駅で切符かグッズか何か買いたかったが、まだ桜のシーズンではなく閉まっていた。
 
そして、大垣まで引き返し
観光帰り客に加えて、モレラでの大量乗車で、賑わいのある休日風景だった。
 
さて、大垣からは帰るだけ
 
名古屋で新幹線
もちろん、「乗り鉄きっぷ」なので、有効区間は熱海まで
熱海まで「こだま」で移動
 
ゆっくりブログを書きながら帰ろう(結局、疲れで全部書ききれず、翌日書いているけど・・・・)
熱海からは、月並みなJR東日本で帰宅。
 
 
 
8610円の「乗り鉄きっぷ」
どれぐらい元は取れたか、かえってから電卓を叩いてみよう。