今回の【駅】コーナーは、
兵庫県尼崎市北部に位置する福知山線【愛称：JR宝塚線】の駅で、JRにおける大型商業施設「つかしん」への最寄駅である
猪名寺駅 (いなでらえき。Inadera Station) です。
 
 
駅名
猪名寺駅 (JR-G 51)
 
所在地
兵庫県尼崎市
 
乗車可能路線
JR西日本：福知山線【愛称：JR宝塚線】
 
隣の駅
尼崎方………塚口駅  
福知山方……伊丹駅  
 
訪問・撮影時
2018年11月
 
 

猪名寺駅の西口です。猪名寺駅は地平駅で、おそらく1981年の開業時からの橋上駅舎が使用されていると思われます。
橋上駅舎は東西自由通路を兼ねていますが、駅舎の北側には自転車が通行可能な地下道もあります。
 
 

西口駅前の様子です。駅前広場には小さなロータリーがあります。
バス停留所があり、すぐ北側に位置する伊丹市域より伊丹市営バスが乗り入れています。
駅前一帯は元々工場(？)でしたが、現在は跡地に兵庫県立尼崎稲園高等学校(西側。写真左)やコープこうべの事業所などがあります。
また、大型商業施設「つかしん」は当駅の南西約450m(徒歩8分)の場所にあり、徒歩圏内です。
尚、西口側には住宅があまり見られません。
 
 

こちらは東口です。駅前広場は西口より規模が大きいです。
東口には阪急バスと阪神バスの停留所があり、園田競馬場へも行けます(系統・時刻は要確認)。
 
 

東口駅前の様子です。
こちら側は西口駅前と比較して住宅が多く見られます。
右側(東)には尼崎市立園田北小学校があります。
 
 

橋上階にある改札口の様子です。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番左側の通路は有人改札ですが、無人の時間帯があるため、インターホンが設置されています。
改札口の左手前には自動券売機が設置されています。『みどりの窓口』は2018年3月に廃止され、代わりに『みどりの券売機プラス』が置かれています。
トイレ、車いす対応・オストメイト対応トイレは改札内にあります。
また、改札口の右側(改札外)にはミニコンビニ「セブン-イレブンキヨスク」があります。
 
 

駅名標です。JR西日本の標準デザインで、下部はJR宝塚線のラインカラー(イエロー)が塗られています。
尚、この駅名標には駅ナンバリングが表示されていません。
柱に取り付けられている縦型の駅名標には表示されています (JR-G 51)。
 
 

猪名寺駅は相対式ホーム2面2線の構造です。
右が1番のりばで下り宝塚・福知山方面、左が2番のりばで上り尼崎・大阪方面です。
ホーム有効長は約11両分ありますが、現在は最大8両での運行なので、1番のりばの福知山方、2番のりばの両端は柵で仕切られ入れないようになっています。
ホーム上屋は中央部7両分に設置されています(普通列車の大半が7両編成です)。
ホームにはベンチ、待合室、飲料自動販売機があります。
また、ホーム中ほどには橋上駅舎があり、階段、エレベーターで結ばれています。
写真は尼崎方を望む。
 
 

尼崎方を望む。
この先、左手に三菱電機の工場などを、右手に住宅地や工場を眺めて南下し、阪急神戸本線をアンダークロスすると塚口駅へと至ります。
 
 

福知山方を望む。すぐ先で山陽新幹線をアンダークロスします。
この先、住宅地の中を北上し、伊丹市へ入りしばらく走ると伊丹駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が猪名寺駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。閑静な住宅街の中にある駅で、一定数の乗降客がいるのですが、駅前に商店は少ないです。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線の大阪・JR宝塚線方面の普通電車(新三田行き)に乗り換えて当駅下車です。普通でも須磨行きや西明石行き、そして快速や新快速には乗らないで下さい。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅6番のりばからJR宝塚線直通の普通・新三田行き電車に乗り4駅目、当駅下車です。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはありますが、意外にも駅前に気軽に入れる商店、飲食店はありません。時間に余裕があれば南西へ約450m、徒歩8分の場所にある大型商業施設「つかしん」内にはチェーン店を含む複数の飲食店があります。時間に余裕のない場合、心配であれば事前に用意しておきましょう。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、福知山線【JR宝塚線】を乗り鉄される際は、ぜひ一度は猪名寺駅でも途中下車されてみて下さい！
 
(参考：Google地図、Wikipedia)