表参道駅【東京都】(東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線。2019年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都港区西部にある東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線が乗り入れる駅で、国内や海外の有名ブランドショップが集積する表参道地区にある駅、
表参道駅 (おもてさんどうえき。Omote-sando Station) です。
 
 
駅名
表参道駅
 
所在地
東京都港区
 
乗車可能路線
東京メトロ:銀座線千代田線半蔵門線
 
隣の駅
東京メトロ銀座線 (G 02)
渋谷方……渋谷駅
浅草方……外苑前駅
 
東京メトロ千代田線 (C 04)
代々木上原方……明治神宮前駅
綾瀬方……………乃木坂駅 
 
東京メトロ半蔵門線 (Z 02)
渋谷方……渋谷駅
押上方……青山一丁目駅 
 
訪問・撮影時
2019年8月ほか
 
 

表参道交差点より北西を望む。
手前(南東)~奥(北西)の道路は東京都道413号線で、表参道交差点から北西側(奥)は明治神宮の表参道です。
そして左(南西)~右(北東)の道路は青山通り(国道246号線)です。
銀座線と半蔵門線の表参道駅は青山通りの地下1階にあり、千代田線の駅は都道413号の地下3階にあります。
交差点の先、表参道の右側にA3出入口が、左側にB4出入口、B5出入口があります。
周辺は市街地で、多くのビルが立ち並んでいます。
表参道沿いには多数の商店があり、ブランドショップや高級店も多く見られます。
 
 

こちらは表参道交差点の西側にあるB4出入口です。
ここは表参道の起点で、出入口の右隣には石灯篭があります。その右に表参道の車道があります。
表参道はケヤキ並木が特徴で、車道と歩道の境界に定間隔で植樹されています。
概ね電柱は地中化されていまして、景観にも配慮されています。
 
 

表参道交差点より南西を望む。
手前(北東)~奥(南西)は青山通りで、地下に銀座線と半蔵門線のホームがあります。
そして右(北西)~左(南東)は都道413号(右側は表参道)で、地下に千代田線のホームがあります。
交差点の先、青山通り沿いの左側にB3出入口(エレベーター併設)、その先にB1出入口があり、都道413号沿いの少し南東側にはA5出入口があります。
右側の青山通り沿いにB1出入口、表参道沿いにB4出入口があります。
青山通り沿いはビル街になっています。約500m南西の渋谷区域には青山学院大学(青学)や複合施設「青山オーバルビル」があります。
青山通りを外れても中小のビルや集合住宅が林立しており、一戸建て住宅は少ないです。
 
 

表参道交差点より北東を望む。
手前(南西)~奥(北東)は青山通りで、地下に銀座線と半蔵門線のホームがあります。
そして左(北西)~右(南東)は都道413号(左側は表参道)で、地下に千代田線のホームがあります。
交差点の先、左側の表参道沿いにA3出入口が、右側の都道413号沿いにA4出入口がありますが、交差点より北東側の青山通り沿いには出入口がないので要注意です。
表参道交差点の北東側(青山通り沿い)もビル街になっていて、オフィスビルが多く集合住宅も見られます。
青山通りの左側には善光寺があり、右側の南青山地区は住宅街になっています。
 
 

表参道交差点より南東を望む。
手前(北西)~奥(南東)は都道413号で、交差点を境に背後(北西方)は表参道です。
そして右(南西)~左(北東)は青山通りです。
交差点から先の都道413号は幅員が狭くなっていて、左側にA4出入口が、右側にA5出入口があります。
都道沿いは落ち着いた雰囲気の市街地で、沿道にはビルが立ち並んでいます。
この都道を500mほど進んだ先には根津美術館があり、さらに700mほど先は西麻布地区となります。
 
 

こちらは表参道交差点より200mほど北西に位置するA2出入口前にて撮影。南東を望む。
奥(南東)~手前(北西)を通る表参道の左側にA2出入口が、右側にA1出入口(エレベーター併設)があり、写真奥(南東方)に表参道交差点があります。
表参道の地下に千代田線の駅があります。そして交差点の先が港区、手前が渋谷区になります。
沿道には高級ブランド店が多いです。
 
 

上写真と同じ撮影地点より北西を望む。手前~奥の道路が表参道です。
背後左側にA1出入口が、背後右側にA2出入口があります。交差点を境に手前が港区、先が渋谷区です。
こちら側も沿道にはブランドショップなど高級店が立ち並んでいます。
そして約200m先の右側には商業施設「表参道ヒルズ」があります。
ちなみに表参道を550mほど歩き続けると明治神宮前駅にたどり着きます。
 
 

A4、A5出入口最寄りの、青山通り方面改札の様子です。地下2階にあります。
右方向にはA4、A5出入口と表参道交差点方面改札があり、左方向にはB1~B3出入口(B3のみEV併設)と、後述の青山学院方面改札、そして神宮前・原宿方面改札に通じる地下通路があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
この場所に自動券売機はなく、後述の青山学院方面改札前が最寄りとなります。
トイレ、多機能トイレは改札外の青山学院方面改札近くにあります。特に多機能トイレは改札内に一切ありませんので注意が必要です。
改札口の中、左側には青山学院方面改札があり、前方右側には表参道交差点方面改札があります。
そして上層の地下1階にある銀座線・半蔵門線ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されており、下層の地下3階にある千代田線ホームと間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
また、改札内外の各通路沿いには東京メトロの駅ナカ商業施設「Echika表参道(エチカ表参道)」の店舗が立ち並んでいます。改札内には売店「ローソンメトロス」があります。
 
 

こちらはB1~B3出入口最寄りの、青山学院方面改札の様子です。地下2階にあります。
背後右側にB1、B3(EV併設)出入口があり、右前方を進むと前述の青山通り方面改札、表参道交差点方面改札とA4、A5出入口があります。
そして背後左側にはB2出入口があり、左前方にあるエスカレーターを上ると神宮前・原宿方面改札へ抜けられます。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
自動券売機は改札口の左手前にあり、トイレ・多機能トイレは背後(改札内)にあります。
改札口の中、右側には青山通り方面改札があり、左側には表参道交差点方面改札があります。
ちなみに改札内コンコースは青山通り方面改札や表参道交差点方面改札と共用です。
 
 

こちらはA3、B4出入口最寄りの、表参道交差点方面改札の様子です。地下2階にあります。
左側にある階段、エスカレーターを上ると地下1階改札外コンコースに出ます。地下1階には「Echika表参道」の店舗があり、A3、B4出入口に出る階段があります。B4出入口については青山学院方面改札前へ迂回する事によりエスカレーターのみの利用で地上に出られます。また、地下1階にはエレベーター専用改札や神宮前・原宿方面改札もあります。
そして左へ進むと前述の青山通り方面改札、青山学院方面改札とA4、A5、B1~B4出入口へ抜けられます。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端の画面外には有人改札があります。
自動券売機は改札口の左背後にあり、改札口の左側には案内所(9:00~17:00)があります。
トイレ・多機能トイレは地下1階の「Echika表参道」内にあります。
改札口の中、左側には青山通り方面改札と青山学院方面改札があります。
そして改札内コンコースにも「Echika表参道」の店舗が入っています。
 
 

こちらは地下1階コンコースにあるエレベーター専用改札の様子です。駅員無配置で、インターホンが設置されています。
右手にA3出入口が、背後に地下2階コンコースに通じる階段やB4出入口、「Echika表参道」の店舗が、そして左前方を進むとB5出入口とA1(EV併設)、A2出入口と神宮前・原宿方面改札があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が2通路あり、左側は幅広通路です。
左端に窓口がありますが、普段は閉鎖されています。
自動券売機はエレベーター改札にしては珍しく、すぐ近くの左側にあります。このエレベーターは地下2階改札階コンコース、地下3階千代田線ホームにつながっています。銀座線と半蔵門線へは地下2階で降りて別のエレベーターに乗換となります。
 
 

こちらはA1出入口(EV併設)、A2出入口(表参道ヒルズ方面)最寄りの神宮前・原宿方面改札の様子です。地下1階にあります。
左にA1出入口が、左背後にエレベーター出入口がありますが、改札とエレベーター乗降口フロアの間に段差があり、車いすをご利用の際は前述のエレベーター専用改札を通る必要があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
自動券売機は改札口の左手前にあります。改札内には通常のトイレとコインロッカーがあります。
尚、この神宮前・原宿方面改札のみ他の改札口とは離れていて、独立したコンコースとなっています。
改札内には千代田線ホーム直結のエスカレーター(上下方向)があります。こちらから改札内を通って銀座線・半蔵門線ホームへ行くには千代田線ホームを経由しなければならず遠回りになるので、他の改札を利用しましょう。
 
 

銀座線の駅名標です。東京メトロでは少数派の吊下式で、電照式です。
側壁に設置される横長のタイプと同じデザインで、縁は銀座線のラインカラー(オレンジ)で塗られています。

漢字をベースに仮名が併記されていますが、英語(ローマ字)が併記されているタイプもあります。
また、駅ナンバリング(駅番号)も併記されています (G 02)。
 
 

こちらは半蔵門線の駅名標です。銀座線駅名標の裏側に設置されています。
縁が半蔵門線のラインカラー(パープル)で塗られています。

漢字をベースに英語(ローマ字)が併記されていますが、仮名が併記されているタイプもあります。
駅ナンバリングも併記されています (Z 02)。
尚、半蔵門線のアルファベットが「H」でなく「Z」なのは、「H」が先輩路線の日比谷線と被ってしまい、さらに「A」も先輩路線である都営浅草線と被り、そして「N」は同じ東京メトロの後輩路線である南北線に譲り、結果としてローマ字表記で4文字目となる「Z」になりました。
 
 

銀座線と半蔵門線のホームは同じ地下1階にあり、内側が銀座線、外側が半蔵門線の方向別複々線の形で島式ホーム2面4線の構造となっています。
地下1階にあるのは銀座線の建設が戦前と古く、他に地下鉄路線もない事から浅い場所にホームが設置されました。そして戦後になると銀座線の混雑が激化し、銀座線のバイパス路線として半蔵門線が建設され、両路線がスムーズに乗換できるよう方向別配線になりました。
右から3番線(半蔵門線渋谷方面・東急田園都市線方面)、4番線(銀座線渋谷行き)、
そして画面左外に右から5番線(銀座線浅草方面)、6番線(半蔵門線押上方面)の順です。
ホーム有効長は半蔵門線に合わせて20m車10両分で、16m車6両の銀座線は両側約50mずつが未使用となっており、柵が設置されています。
銀座線、半蔵門線ともホームドアが設置されています。ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
そしてホーム中ほどには地下2階のコンコース、各改札との間を結ぶ階段、エスカレーター(上りのみ。5、6番線は下りも設置)、エレベーターがありますが、ホームより低い地下2階に改札口やコンコースがあるのは銀座線が浅い位置に建設された事に起因しています。地下2階コンコース経由で地下3階にある千代田線ホームに通じています。
尚、銀座線と半蔵門線は軌間(銀座線1,435mm、半蔵門線1,067mm)、集電方式(銀座線…直流600V第三軌条方式、半蔵門線…直流1,500V架空電車線方式)が異なる事から互いの線路に乗り入れる事はできません。
写真は銀座線・浅草方、半蔵門線・押上方を望む。
 
銀座線の渋谷方はこの先、渋谷区に入って青山通りの地下を南西に進み、宮益坂上交差点から青山通りを離れて少し走ると地上に出て東口駅前広場の高架上にある渋谷駅へと至ります。
そして銀座線の浅草方はこの先、青山通りの地下を北東へ進み、右へカーブすると外苑前駅へと至ります。
 
一方、半蔵門線の渋谷方はこの先、渋谷区に入って銀座線と並走して青山通りの地下を南西に進み、宮益坂上交差点で青山通りを離れて銀座線と分かれ、宮益坂を西へ下って副都心線・東急東横線ホームの上を交差すると渋谷駅へと至ります。
そして半蔵門線の押上方はこの先、銀座線と並行して青山通りの地下を北東へ走り、青山一丁目駅へと至ります。尚、半蔵門線には外苑前駅は設置されておらず、外苑前駅へ行くには当駅で銀座線に乗り換えなければなりません。
 
 

千代田線ホーム側壁に設置されている千代田線の駅名標です。
電照式ですが、バックライトは蛍光灯で端が照らされておらず見づらいです。
東京メトロ標準のデザインで、下部は千代田線のラインカラー(グリーン)で塗られています。
また、駅ナンバリングも併記されています (C 04)。
 
 

千代田線は島式ホーム1面2線の構造で、地下3階にあります。リニューアルされて綺麗になっています。
右(南西)が1番線で代々木上原方面、右(北東)が2番線で綾瀬方面です。10両対応で、ホームドアが設置されています。
ホームにはベンチと飲料自動販売機、公衆電話が設置されています。
また、当駅には小田急線直通の特急ロマンスカーが停車するため、天井には発車標があり、ホーム上には特急券発売機があります。
そして代々木上原方(背後)には地下1階の神宮前・原宿方面改札に通じる階段、エスカレーター(上下方向)があり、ホーム中ほど(写真奥)には地下2階コンコースに通じる階段、エスカレーターがあります。そして地下2階コンコースと地下1階のエレベーター専用改札に通じるエレベーターもホーム中ほどにあります。ちなみに銀座線・半蔵門線ホームへは地下2階コンコース経由となります。
写真は綾瀬方を望む。
 
代々木上原方はこの先、渋谷区に入って表参道の地下を北西へ走り、副都心線やJR山手線との乗換駅である明治神宮前〈原宿〉駅へと至ります。
 
一方、綾瀬方はこの先、都道413号の地下を南東へ進み、根津美術館前で左へカーブして引き続き都道413号の地下を北東へ走り、青山墓地の敷地内(公道の地下)を横断すると乃木坂駅へと至ります。六本木ヒルズや東京ミッドタウンは乃木坂駅から徒歩圏内(1km以内)にあります。
 
 
あとがき
私が表参道駅で駅の外に出たのは2014年、2017年、2019年の計3度です。2014年は表参道を散策した際に利用し、2017年と2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は表参道交差点の地下にあり、地上は北西に向けての表参道沿いを中心にブランドショップが並んでいます。2014年は平日午後の訪問でしたが、多くの買物客、通行人で賑わっていました。
 
新宿からですと山手線内回り電車で原宿駅まで行き、隣接する明治神宮前駅から東京メトロ千代田線の綾瀬方面に乗車して当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。山手線外回り電車(品川方面)に乗り換えて新橋駅で下車します(品川駅で山手線に乗り換えてもOK)。そして東京メトロ銀座線の渋谷行きに乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニが複数あります。一方、飲食店は表参道地区・青山地区といった地域柄、高級レストランやカフェは多いものの、ファストフード店など大衆チェーン店は少なく、駅南西側にある「ケンタッキーフライドチキン」、さらに約250m南西に位置する複合施設「青山オーバルビル」内にある「マクドナルド」「丸亀製麺」「やよい軒」「鎌倉パスタ」くらいでしょうか。「マクドナルド」は約400m北東側にもあります。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は表参道駅でも途中下車されてみて下さい!
そして表参道や青山へランチ・ショッピングなどでお出かけの際はぜひ東京メトロをご利用になり、表参道駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)