NO.2281 古参から移籍車両まで存在しています、今回まで撮影、宮崎交通リムジン専用車のご紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 これまでも当ブログでご紹介しておりますように、宮崎交通では宮崎市内~宮崎空港~各地間へリムジンバスが運行されておりまして、宮崎空港・宮崎市内・各地へ多くの利用者を得ております。
 
 このうち、宮崎市内~宮崎空港間に関しましては、宮崎駅から450円、宮交シティからは290円となっておりまして、番外でもご紹介しましたように、JR利用に関しましては、宮崎空港駅から宮交シティの最寄り駅であります南宮崎駅までで運賃は340円、宮崎空港駅から宮崎駅までで運賃は360円となっておりまして、特別運賃を適用する事もありまして南宮崎駅までの運賃はJRよりも割安となっております。
 
 このリムジンバスでは、最も多いのが都城、次いで国道10号線・国道268号線を経由します小林方面、さらには少数ではありますが、NO.2267でもご紹介しました西都方面へも東九州自動車道経由で運行されておりまして、その回でもご紹介しましたようにこの西都方面で使用されております車両は以下画像のようにいずれも古参の車ではありますが、画像からも宮崎空港へ実際に運行されている事が伺えております。
 
 (宮崎22か901、P-RU638BB)
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 (側面サボ)
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 (宮崎22か・794 三菱P-MS725S)
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 さて、今回ご紹介しますのは、これまで撮影しておりました宮崎空港への路線で使用されております使用車両に関しまして皆様にご紹介してまいります。また、今回新たに使用車両も収める事ができておりましたので、併せてご紹介してまいります。
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 (都城~宮崎空港~宮崎駅サボ)
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 まずは過去に使用されておりました車をご紹介します。画像は、いすゞスーパークルーザー(宮崎22か・859、P-LV719R)で平成元年式でありますが、最近の情報がありませんので既に廃車となっているようであります。そんなこの車は、平成25年撮影のこの頃には車体の傷みも見られませんでしたし、訪問時冬でしたが、寒い中でも車体を手で洗う姿がありまして、こうした念入りかつ愛情な所があるからこそ、大切に扱われていた事が見ていて伺えていたようでありました。
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 (車体を手で洗う姿)
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 こちらは、復刻カラーとなっております三菱エアロバス(宮崎22か・995、U-MS826P)であります。この車は、元々貸切車でありましたが、平成27年に路線化改造も施しておりまして、その際に一度都城営業所に転属しましてリムジン用として運行されておりました。
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 そんな「青バス塗装」のこの車でありますが、路線化改造も23年目にしての改造となっておりまして、路線改造を施している事がわかりますフロント部分のLED行先と、「リムジンバス」に入る事を表します黄色に飛行機のマークが入った姿が伺わせておりました。それでも、ホイールの部分は黄色のままとなっておりますので、まさにかつての姿を残したままで路線化改造が施されていた事がお分かりいただけるのではないかとも思います。尚、この車は現在はスクール用として現在も使用されておりまして、そう言った事から宮崎中央営業所に戻っております。
 
 
 ここからは、現役の車両(注)をご紹介してまいります。まずは、富士重工7HD(マキシオン)架装の日産ディーゼルスペースアロー(いずれもU-RA520TBN)であります。まずご紹介しますこの車(宮崎22か・938)は都城営業所に所属しまして、都城~宮崎空港~宮崎駅間の路線で運行されておりますが、相方の宮崎22か・939とともに平成3年に導入されておりまして、29年になりながらも現役な姿が見られているようであります。
 
 (平成25年撮影)
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 (車内)~橙色の4列シート
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 次は、平成5年に導入されました日産ディーゼルスペースアロー(いずれもU-RA520TBN)であります。この車は、同年に宮崎市内にありますリゾート施設「シーガイア」が開業した事に伴いまして3台導入された車でありまして、特徴としましては、ドアがスイングドアとなっている事からシーガイア直行バス専用車であった姿を見せております。現在は、いずれも都城営業所に所属しておりまして、リムジン用としていずれも運行されております。
 
 (宮崎22か10-25)
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 (宮崎22か10-26)
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 (宮崎22か10-27)
 
 
 次は、リムジン用として導入されておりました、平成9年式で同じく富士重工7HD架装日産ディーゼルスペースアロー(宮崎22か11-03、KC-RA531RBN)であります。この車に関しましても、姿からもわかりますように宮崎空港へのリムジン、そして都城への運用に就いている車でもありますが、行先の姿を見ましてもそれが伺えるようでもあります。それにしても、この車に関しましても20年を経過している訳ですから本当にここまで来ている事も伺わせているようにも思います。 
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 次は、平成7年にKC-規制となりまして最初に導入されました三菱エアロバス(宮崎22か10-86、KC-MS829P)であります。この車は、導入当初は小林営業所所属で宮崎~鹿児島線「はまゆう号」に使用されておりましたが、現在は宮崎~小林間の路線や都城~宮崎空港~宮崎駅間で使用されております。この車は、前面は行先は当初は幕式でもありましたが、現在はLED行先に改造されているなど変化が見られております。
 
 
 次は、平成29年頃に路線改造されました日野セレガ(宮崎22か10-03、U-RU2FTAB)であります。この車は、平成5年式に導入されましたグループのうちの1台でありまして、この車に関しましては宮崎~宮崎空港~都城間の路線で使用されておりますが、この車に関しましても24年経過しての路線改造でもありましたので、宮崎交通では路線車と同様20年以上経過しましてもまだまだ使用されている事を実感させる姿ではないかとも思う所でもあります。
 
 
 ここからは、今回訪問時に撮影しました2台であります。まずは昨年川崎鶴見臨港バスから移籍しました三菱エアロバススタンダードデッカー(宮崎200か・461、KL-MS86MS)であります。この車は、臨港バス時代は横浜(YCAT)~東扇島間などで使用されておりましたが、車両の置き換えに伴い廃車となりまして、その結果もう1台(宮崎200か・432)とともに移籍しております。現在は都城~宮崎空港~宮崎駅間の路線で使用されているようでありまして、古参車両置き換えに貢献しております。
 
 
 そして、京成グループから移籍したと思われます日野セレガR(宮崎200か・483、KL-RU4FSEA)であります。この車は、昨年まで名鉄バスなどから移籍しました車が逆T窓であるのに対しまして、この車に関しましてはメトロ窓となっているのが特徴でもありまして、リアスポイラーもありませんので送迎バス的な運行を行っていたようであります。現在は、小林営業所所属で宮崎空港~小林間の路線が主となっておりますが、この撮影時はソフトバンクホークスキャンプ輸送として使用されておりまして、この後定期路線のように宮崎空港へと向かって行っておりました。
 
 
 今回は、これまで私が収めておりました宮崎交通のリムジン専用車両をご紹介しましたが、未だに古参の車両もありましたり、移籍してきました車もある訳ですので、ラインナップも様々である事も伺わせております。やはり、古参の車両に関しましては30年近い車両、30年越えの車両もある訳ですので、それほど大切にされている事も画像10の姿も見ますとわかるのではないかとも思う所ではありましょうか。ご覧の皆様も、これら車に乗車歴ある方が多いとは思いますが、存じていなかった方もこう言った車も存在している事を存じていただければとも思います。
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 (注)この中にはさらに運用離脱・廃車となりました車もあるのではないかとも思われますが、私の判断で文章の記載も行っておりますのでご了承いただきたいと思います。