5098.20000系列よ、いざさらば

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3月13日。

この日は翌日に予定されたJRダイヤ改正の前日でもあり、各所に愛好家の皆さんが出撃なされたようですが、管理人はそのような喧騒とは無縁に、自らの関心のままに行動しておりました。

 

というわけで、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)に乗り、梅島-西新井間の、急行線-緩行線相互に乗り替わる渡り線の設置状況を視察。

完全に完成したようです。

 

形になった(走行中の列車から撮影)

 

6.6ダイヤ改正から運転される、日比谷線直通のライナー列車「THライナー」は、この渡り線を利用して、下りは緩行線→急行線へ、上りは急行線→緩行線へ乗り替わることになります。

 

到着した西新井では下車せず、このまま竹ノ塚へ向かいますが、その西新井-竹ノ塚間で、こんな車両に出会いました。

 

20050系

 

20000系列ももう残り少ないはずですが、03系が全編成退役したのに対し、こちらはまだ少数が残っています。流石に6.6ダイヤ改正の直前まで使うとは思えませんが、4月以降もしばらく残るのでしょうか。

 

そして竹ノ塚駅に到着し、高架化工事の進捗状況を紹介するギャラリーを視察した後、上り電車に乗ろうと思ったら、こんなのが来ました!

 

20000系!

 

オリジナルの20000系は全滅したと思っていたのですが、まさかまだ稼働している編成がいたとは!

 

管理人もこの編成に乗車し、小菅まで移動しました。

小菅駅到着後、小菅駅をある意味で象徴する建造物を取り入れたショットを。

 

小菅ヒルズ(^_^;)

 

小菅ヒルズ…もとい東京拘置所の建物です。

 

そして小菅駅を発車していく20000系。

 

最後の邂逅か?

 

管理人は、これが最後かもしれないな…と思いながら、発車してゆく20000系を見送りました。

 

03系が一切の事前告知あるいはイベント無しに退役したことで、恐らく東武20000系列もそうなるだろうと予想しています。勿論、昨今の新型コロナウイルス対策(人混みをつくらない)もありますが、最大の理由は「愛好家の暴走」。退役する車両の「さよならイベント」では、必ずといっていいほど愛好家の暴走が起きていますので、鉄道事業者は愛好家相手に商売をしているわけではない以上は、そのようなイベント的なものがなくなっても、文句は言えないでしょう。むしろ、阿鼻叫喚の罵声地獄が出来するくらいなら、日常の静かな空気の中で、静かに退役させてやった方がいいとすら思います。

以前管理人は、03系や20000系列の「さよなら」の機会には、万難を排して駆けつける旨を表明しておりましたが、あれは撤回します。今回20000系に乗れた・撮れたことで、管理人自身の「お別れ」、心の整理はつけることができました。

20000系列よ、今まで本当にお疲れ様。そしてありがとう。

 

※ 当記事は後で並べ替えるため、アップの時点ではブログナンバーを振りません。

 

【お知らせ】(令和2年3月19日)

当記事を03/14付の投稿とし、併せてブログナンバー5098を振ります。