サフィール踊り子、豪華な車両 | 車内販売でございます。

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今回のダイヤ改正の目玉の一つが、「サフィール踊り子」の運転開始です。

当分、土曜休日は、月木金土日が2往復、火水は1往復だから、指定券の争奪戦は激しい・・・・・・と思っていました。

ところが、直前で空席があったのです。

他の乗り鉄に出かける予定でしたが、急きよ「サフィール踊り子」に乗ることにしました。

今回は、豪華な車両について。

 

【1】ピカピカの車体

運転開始から4日目、新しい車両ですから、輝いて光が反射しています。

先頭は流線形。流れるような速さを感じさせる車両です。

単線の伊豆急行線内は、あまり速度を上げられませんが。

青を基調としながら、白も使った落ち着いたデザインだと感じます。

次の写真は、東京駅に到着後に上野を通って車庫に回送されますから、上野駅でいったん停車した際に撮ったものです。

ピカピカですから、ホームの柱や人が反射してよく見えます。

 

【2】指定券ゲット

運行開始4日目に、席が確保できた。

東京から伊豆急下田まで、特急料金の他にグリーン料金が必要です。

グリーン車に乗ると、運賃の他に5150円かかります。

今回は、帰りにワンランク上のプレミアムグリーン車が取れましたが、こちらは運賃の他に7470円です。

高いなあ。

本来なら、南伊豆フリー乗車券6270円で東京山の手線内から伊豆急下田まで往復できるのです。(伊豆急線と一部バスも乗れます) でも発売は前日までなので、7920円払うことになりました。

急きょ乗りに行くことになったのですから、仕方ないか。

 

【3】グリーン車の座席

8両編成のうち、5号車から8号車は、グリーン車です。普通車無しの豪華な編成です。

1+2の3列座席で、ゆったりしています。

次の写真は、最大までリクライニングした様子です。

テーブルも出しています。

東海道新幹線N700系のグリーン車のように、座席にはライトがついています。

走るのはほぼ昼間だけですが、トンネルが多い区間には、役立ちそうです。

充電もできます。

最近はコンセントがあって、当たり前の時代です。

グリーン車なら、全部の座席でスマートフォンの充電ができます。

テーブルは、横のひじ掛けからも、小さいのを引き出せます。

コーヒーを載せたテーブルですが、手前に動かせます。

上は奥の定位置。下は手前に引いた状態。

けっこう動きます。

下の写真のように、網棚の上が透明になっていて、空が見やすくなっています。

東京駅周辺では、高いビルがよく見えます。

グリーン車には網棚があって、ほぼ透明なものが用意されています。

 

【4】プレミアムグリーン車

伊豆急下田寄りの1号車は、プレミアムグリーン車となっています。

伊豆急下田で一番乗りして、車内をストロボで撮ることができました。

海側に2列だけのゆったりとした座席です。

グランクラスに近い座席の形式です。

座席は、後ろに転換できますが、大勢で乗る場合は、4人用6人用の個室がおススメです。

海が見やすいように、座席を斜めに向ける人が目立ちました。

リクライニングですが、座席とフットレストが初めは、上の写真↑のようになっています。

リクライニングしなくても十分快適です。

これを電動スイッチを押して、最大まで動かしたのが、こちらです↑。

初めは思いっきり倒しましたが、3時間も乗っていると、元に戻したくなりました。

テーブルは、このようなものが用意されていました。

飲み物を入れる穴が、右のひじ掛けに用意されています。

前の座席の人は、飲み物入れの穴にメガネを入れていましたが。

このプレミアムグリーン車も、天井がよく見えます。

ただし、網棚がありません。

荷物はどこに置くかと言うと、前の座席の下です。

高さが22cmほどありますから、小さめのスーツケースなら入ります。

今回はほとんど使わなかった「手」の横幅は34cmですから、奥まで入れられます。

 

窓は大きく、海側に席を向けられますから、景色は良く見えます。

光をカットするガラスのようで、直射日光が当たっても、ブラインドを下ろす必要はないくらいです。

このため、駅のホームから車内をのぞこうとしても、よく見えないのですが。

なおブラインドは、真黒なものです。

 

【5】個室も用意

2号車と3号車は、グリーン個室になっています。

4人用個室と6人用個室があり、いずれも海側がよく見えるようになっています。

上の写真は4人用個室です。

テーブルは非常に大きいです。

6人用個室はこちら↑。

24mmのカメラでは、撮るのが厳しいです。

海側に個室があり、山側が通路になっています。

 

【6】設備も充実

トイレは、車椅子でも入れるバリアフリーのトイレもあります。

洗面所は、他の特急とほぼ同じ仕様です。

荷物置き場もあります。

ここにベビーカーを置いていた方がいました。

 

さすが、全車グリーン車の最新豪華特急だけのことはあります。

サフィール踊り子の車両は、素晴らしいです。

 

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《参考》関連記事もあります。

引退した「スーパービュー踊り子

引退間近の185系「踊り子

伊豆クレイル

ザロイヤルエクスプレス