思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

国境のトンネルを抜けても雪国ではなかった 記録的小雪

2020-03-16 05:37:26 | 2020年の旅行記(国内)
新津14時28分発長岡行きに乗車。E129系の6両編成だった、そういえば明るい時間に信越本線上りに乗るのはすごく久しぶりかも。だいたいこの路線は下り新潟方面ばかり乗っているんだよな。



ここで会津で買った「旅の友」第2弾の封を開ける。まさか野口英世も信越本線とは驚いているかもしれません。周りを見ると意外に流動が無いというか降りないというか。新潟・新津~長岡の通しで移動する人は結構いるんですね。1時間15分くらいですし新幹線が勿体ないと感じる人が多いのかもね。



15時22分に着いて、29分発の水上行きに乗り換え。今度は2両編成でぐっと短くなりかなり混んでいる。と思ったらボックス席を避けているだけ。なので学生風の女の子が座るボックス席に収まる。そりゃあかわいい女の子の前に座りたいものだが(マスクしているから恐らくかわいいと思う)学生風だし荷物を持たないからそう遠くへ行かないと踏んだから。しかし小千谷で降りない、越後川口でも降りない。定期券を持っているのは見えるのだが、長岡はいいとして反対側の駅名が見えない。結構長距離通学だなと思っていると越後堀之内で下車。全体的にも結構降りた、ここからボックス席を独り占め。次の駅は只見線が分岐する小出。只見~会津川口は2011年の豪雨で橋が流されてからずっと不通。しかしJRと県と地元自治体で話がまとまって復旧工事が始まり、来年には全線での運転が再開するという。今度常磐線が9年ぶりに再開で盛り上がっているけど(いずれ乗りなおさないと)、只見線が復旧すると10年ぶりとこちらのほうが不通期間が長い。復旧後も列車は3往復しか走らないとのことで、ほとんど乗ってない3往復のために莫大な費用をかけて復旧するのなら、九州の日田彦山線も復旧できるように思うけども、なにしろJR九州が復旧する気が無いからこのまま廃線になっても致し方ない。

そうそう、小出と言えば昭和38年の「サンパチ豪雪」の話を思い出しますね。上野から新潟に向かっていた急行佐渡が小出で足止め、これより先は進めません。いまの時代なら上野発車時点であっさりと運休するでしょうが、あの時代は長距離移動は国鉄ですからやすやすと運休にはできなかったのです。列車は何日も抑止となり、乗客は近所の旅館に収容され開通を待ったと言います。勿論上り列車で引き返した人もいましたが、ほかに交通手段がなければ開通するまで待つしかないでしょうね。結局88時間遅れで新潟に着きましたから4日近く抑止されたことがわかります。しかしいまは周囲を見ても3月だというのに雪がひとつもない!!スキー場にも雪が無くどこも休業状態。越後湯沢でもだよ、ガーラ湯沢は上のほうで人工雪で営業しているのかゴンドラが動いていましたが気温が高いのですぐ解けるだろう。

「 国境の長いトンネルを抜けても、なにも変わらなかった」



さすがに土合の地上ホーム周辺にだけは雪があったがこんな程度では…。そういえば清水トンネルは揺れたなあ。軌道が狂っても古いトンネルだから簡単に補修できないのだろう。





水上も今では長いホームを持て余し…。特急列車来なくなったものなあ。



ここからは211系のロングシート車。静岡と違って便所があるのが救いかな。水上を発車した時点はさほど混んでいなかったが沼田で満席になった。隣には黒のキャップを被った女の子。おっ、いいねと思ったら疲れているのかすぐに寝てしまい私のほうに完全にもたれかかる。おっ、いいねえ!少なくとも真向いに座るミニスカ穿いたデブのブスでなくてよかったよ。右腕に右足の太ももに完全に密着しているからぬくもりを感じます。



高崎まで来たらもう東京はすぐそこって感じ(100キロもあるけど)。駅前のイオンで軽く旅の友を仕入れて。



上野行きの通勤快速の無人のグリーン車に乗って。



お寿司とビールでプチ宴会さ。



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