都内では、2010年10月21日開業の「羽田空港国際線ターミナル*1」(京急)、「羽田空港国際線ビル」(東京モノレール)以来の新駅となった「高輪ゲートウェイ」。開業日の3月14日、早速訪ねることにしました。
この日は、雨だ雪だのであいにくの天気に加え、日中に気温が下がる真冬のような日。それでも混み合うことはわかっていたので、午後遅くに着く感じで向かいました。

新宿から山手線で直行し、着いたのは16時過ぎ。人出が多いことはわかりましたが、思っていたほどではなく、入場規制もなし。構内で混雑が見られたのはコンコース階の一部(ホームや大屋根を撮るのに適したエリア)に限られていました。エキナカ店舗はオープン日をシフトしていて、各種ロボットの出番もない時間帯だったので、人の流れも適度に分散。純粋に新駅を楽しむことができました。



驚いたのは、券売機できっぷを買う列の長さ。案内ボードには、約180分待ちの表示が出ていて、人気アトラクション並みでした。新駅開業で付き物の記念きっぷは、ネットショップでは発売されたものの、現地では扱いがなかったため、今回のような紙券特需が起こったのでしょう。予め発券して手売りで発売する手もあったと思いますが、想定外だったのだと思われます。
16時台の東京の気温は1.7℃。仮に待ち時間が短かったとしてもとてもとても... 開業記念スタンプの方も25分待ちとかで、断念しました。

記念として手元に残ったのは、「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」のメッセージ入り都区内パス。このパスを使って出入場し、再び都内全駅の乗降達成となりました。ICカードタッチ部が斜めになっている新型改札機については、またの機会に試そうと思います。

なお、高輪ゲートウェイ駅は、報道公開(2019.11.16、2020.3.9)の際にあちこち見学させてもらっているので、予備知識は(自分としては)十分。開業日は、それらのおさらいを兼ねつつ、報道公開では解禁されていなかった場所を重点的に見て回りました。結果、駅内外での滞在時間は50分ほど。帰りは、京浜東北線で品川方面に向かいました。
次の都内新駅は、東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ」。予定通りなら6月6日に開業します。その日に足を運ぶつもりですが、どうなりますやら・・・その頃には平穏な日常が戻っていることを願うばかりです。