SuperStar | シーラカンスと僕

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ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。




ダイヤ改正前日のお話。


何度かブログで述べているように、
この春のダイヤ改正では伊豆が大きく変わります。



なんと言ってもその目玉は"スーパービュー踊り子号"の引退。


観光特急の代表として平成時代を駆け抜けてきた列車です。


・先頭車両が2階建て
・全車ハイデッカー
・グリーン個室
・子供室
・ウェルカムドリンクサービス


パッと思いつくだけでも、
これだけの設備を有する車両が令和時代に走っているのがすごい。


グリーン車の座席配置が2+1なのも、
今となっては珍しいものとなってしまったね。


2両に1人のアテンダントが乗車しており、
個人的には最も人件費のかかる列車だと思うてます。



そんなハイグレードな列車だったので、
特急料金は通常の"踊り子号"よりも割高。


その上、
静岡県に居を構えていた身なので乗る機会はゼロに等しかったです。

ってか一度も乗ったことなかったな。



とは言え目で見てきた回数は優に3桁超えではないでしょうか。


駅で見かけたり、すれ違ったりとね。







前置きがめちゃめちゃ長くなりましたが、
今日の本題は「最終日に"スーパービュー踊り子号"を見てきたよ」ってだけです。







まずは2号。


下田を10時に出る上りの1番列車。


その時間的な特性からか乗車率は低め。

この日も最終日のくせして一つの車両に10人前後しか乗っていなかったな。


ちなみに湯河原と小田原に停車する唯一の便。








後追いもしっかりと。



撮影場所は小田急線のホームからでした。


JRのホームには15〜16人くらい居たかな。


トラブルも無く極めて普段通りに"スーパービュー踊り子2号"は発車していきました。












続きまして下り列車。


場所は鴨宮〜小田原にある酒匂川の土手で待ち構えます。




待ち時間に東京行の"踊り子号"が通過していきました。


まさか251系の方が先に引退するとはなぁ。












そして14時頃。



"スーパービュー踊り子7号"が轟音を響かせながら鉄橋を渡ってきました。



午前中に小田急線のホームから撮った"2号"と同じ編成です。

東京で折り返してきたんだね。



見たところ車内は大盛況。

普通車もグリーン車にも多くの人が乗っていました。


多分9割以上が鉄道マニアで、
車窓を撮ってる人もいるだろうからYouTubeデビュー待ったなしやな。


川の右岸でiPhone使って写真撮ってる人がいたら僕です。











後追いもちゃっかりと。




日常に染みつき過ぎていて、
「今日で引退!」だなんて言われても実感はこれっぽっちも湧かないな。


博物館で保存してくれたら嬉しいけれど、
Twitterで見かけた情報だと全て解体されるみたいだね。


残念だ。















ついでに年明けに熱海駅で撮った251系の写真も載せておきます。



流し撮りという手法にチャレンジしています。






時空の歪みのせいでラストランの様子は分かりませんが、きっと平和に終わったことでしょう。


251系の引退を惜しむのは、
世代的に成人済みの方々が大半だろうし。








なんやかんや今年で24歳。


幼い頃に電車のビデオや本で見てきた車両が次々と消えていく時期に差し掛かってるんだろうなぁ。


寂しくなるけど仕方ないよね。








ひとまず251系は、
約30年間、お疲れさまでした。