昨日遅くに「651系」引退の記事をアップいたしましたが、本日は人知れず消えて行く
「719系0番台」
の話題です。
仙台支社管内で、「451系」「453系」「455系」「457系」の老朽化置き換えとして1989年(平成元年)から誕生したのが「719系」でした。
外観では「211系」や「415系1500番台」と同じ先頭形状を持ち、セミクロスシートで、クロスシートはお見合い型で柔らかく、E721系の硬いシートに比べると座り心地も良く、私の好きな車両でした。
「719系0番台」。現在は常磐線の未開通区間の北側「浪江~原ノ町間」の限定で使用されています。富岡~浪江間が繋がる事によって、水戸支社の車両が原ノ町まで入って来るようになりE531系に置き換えられます。
それにより仙台支社に最後までの残った719系は引退する事になります。
(標準軌の福島~山形間で運用されている5000番台、秋田に転属したH10・H13の2編成、フルーティア福島に改造された700番台S-27編成はまだ運用が続きます)
1、719系H41+H19編成「130M」 桃内駅。
トンネル抜きで。この前面形状が好きなんです
2、駅に進入。向かって右のホームへ。
向かって右側に「SL時代」のレンガ造りのトンネルが残っています。
古いトンネルを使っていた頃の常磐線は大型蒸気の時代。C62「特急ゆうづる」も通ったトンネルですね。
3、ホームに進入。
2両編成×2の4両です。
4、桃内駅を発車。
横顔はKNさん。
これで719系0番台とは永遠の別れ。ずいぶん利用させていただいたので「惜別の念」でいっぱいです。
※東北本線でまだまだ活躍していた頃。 2013.04.11。 船岡の一目千本桜。
桜並木と719系電車とのコラボです。
※動画です。
719系。本当に“ありがとう” そして“さようなら”