明後日のダイヤ改正でJR東から引退する車両があります。
有名な所では「スーパービュー踊り子」として運行されていた251系電車。1990年に運行を開始。今年で30年の活躍の幕を閉じます。
その1年前に誕生したのが「スーパーひたち」に活躍した
「651系特急電車」
初代カラーを纏って常磐線に残り、「いわき~富岡間」の普通電車として運用されていた編成も、常磐線全線再開通を機にE531系へ交代、引退します。
(改造後高崎線系統で運行されている1000番台、伊豆急線へ乗り入れる伊豆クレイル用1000番台は運行継続しますが…。)
そこで11日に最後の活躍をしている
651系普通電車
を撮影してきました。
1、651系K201編成「673M」 四ツ倉~久ノ浜。
波立海岸の「弁天島」をバックに。
弁天島の波打ち際に立つ鳥居が見えるようにトリミングしました。
2、トリミングなし。次のシーン。
手前の電線は見えなかったことにしてください
3、別カメラは編成をすべて入れて。
「タキシードボディーのすごいやつ」をキャッチフレーズに誕生した651系。
今までの国鉄型特急電車の常識を打ち破ったカラーを纏って常磐線に誕生。31年目に常磐線からは引退する事となりました。
富岡で折り返し672Mは臨時駅「Jヴィレッジ駅」で撮影します。
14日からは常設駅となる「Jヴィレッジ駅」に11日はすべての電車が臨時停車しました。
13日に引退する651系の「Jヴィレッジ駅」停車はとても貴重。その様子を撮影する事にしました。
4、651系K201編成「672M」Jヴィレッジ駅。
出来立てホヤホヤの「Jヴィレッジ駅」に到着した、651系最後の編成。
5、30秒ほどの停車で発車。
651系最後の乗車?と思われるお客様で車内はずいぶんな混みようでした。
これで「スーパーひたち」で誕生した「651系」も終焉となります。
※651系K106編成+付属編成の堂々とした姿。 2013.02.25。
本当にお疲れさまでした。
※651系の動画です。
①四ツ倉~久ノ浜・波立海岸バック ②Jヴィレッジ駅。 2’09”
ここで「Jヴィレッジ駅」も紹介。
サッカーのナショナルトレーニングセンターとして開設された「Jヴィレッジ」。
東日本大震災後の「東京電力福島第一原子力発電所事故」の際は作業員の基地として機能。その後再びサッカーのトレーニングセンターとして使われています。
そのJヴィレッジに隣接する常磐線に2019年4月に「Jヴィレッジ駅」が誕生。現在は「臨時駅」扱いですが、14日からは常設駅になり普通電車が毎日停車するようになります。
6、Jヴィレッジ駅の入口。
14日からは首都圏エリアのSuicaも使えるようになる簡易改札も設置済み。
7、Jヴィレッジ駅の駅名標。
後ろには「Jヴィレッジ」のマークも。
8、改札に上がる階段には「高橋陽一氏」による「キャプテン翼」のイラスト。
サッカーの聖地らしいイラストです。