京成電鉄と日暮里駅 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。
3月12日です。
東日本大震災から9年と1日。
復興はなかなかですが、常磐線は
14日から全線を電車が走ります。
鉄道の復旧は大きな一歩になるのかな。


さて、京成の赤電の続きです…
本日は立体化される前の日暮里駅に
ご案内いたしましょう。




モハ3128(3100形)


モハ3264(3200形)


日暮里(にっぽり)を出た上り電車は
急勾配を高架に駆け上がり、常磐線、
東北・高崎線、山手線、京浜東北線を
ひと跨ぎして上野の山に突っ込みます。
そのスロープの途中に歩道橋が隣接、
電車がよく見えました。



AE01(AE100形)


モハ3638(3600形)


モハ3608(3600形)



ひたち(485系)
歩道橋から足元を見ると
常磐線の上り線も撮れました。



モハ3316(3300形)


モハ3308(3300形)


AE03(AE100形)


時刻表など用意しなくても
続々とやって来る電車を撮っていると
時間がたつのはあっという間でした。
ではさらに古い写真をご覧ください。






EF58・57がくぐっている陸橋が
今回京成電車を撮った歩道橋です。
EF15は常磐線のホームから。



2009年10月、翌年のスカイアクセス開業
より一足早く日暮里駅の立体化が完成、
供用を開始しました。


従来の地上ホーム(0番線)は上り電車、
下り専用には3階(1・2番線)を新設し
2階をコンコースとしました。
なお、3階は1線の両側にホームを設置、
1番線をスカイライナー、2番線を一般の
電車、と使い分けています。
なぜ1階ホームを0番線にしたのか
というところで、元々京成は1・2番線
を使用、常磐線が3・4番線、東北・高崎
線が5~8番線、京浜東北・山手線には
9~12番線が割当てられていました。
つまりホームが1面増えると次の空き番
は13番線まで飛んでしまうので・・・
というわけなんだと思います。
あとから増えた新幹線には番線は
振られていません。





立体化工事中
日暮里駅の人の流れは格段に改善され
ましたが、高架線に覆い隠された結果
歩道橋からの展望は消えました。
現在の様子もご紹介しておきましょう。



南口
JRの駅舎も2階(橋上)になります。



歩道橋上から
高架上は空港行きのスカイライナー、
下は上野行きのひたち。
ご覧のとおり視界は悪くなりました。



常磐線下り


京浜東北南行き、山手外回り


山手線内回り


現在の様子と言いつつ電車が古いけど…
3年ほど前の撮影です。
JR線は今もよく見えますが…
フェンスが密なのでコンパクトカメラなら
問題ありませんが、一眼レフなどの
太いレンズは支障します。
それに架線をよけるのがなかなか大変。


頻繁に走り抜ける電車群を
ぼーっと眺めるのは楽しいです。
(ここでは新幹線は見えませんが…)



北口東側
こちらは日・舎線が直角に突当ります。
この写真を撮っているあたりには、
かつて駄菓子問屋の横丁がありました。
なぜか鉄道模型店のロコモデルもあって
何度かお邪魔しました。



北口西側
夕焼けだんだんを下ると谷中銀座です。



常磐線0キロポスト
最後にもう一つ、常磐線ホームの北端に
“0” のキロポストがあります。
そう、ここから宮城県の岩沼まで、
常磐線は最も長い支線なのです。
(常磐線は東北本線の支線)
3月14日、9年ぶりに全線復旧します。




本日もご乗車ありがとうございました。