こんにちは、フーガです。

 

 

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↑「スーパービュー踊り子」運用中の251系

 

 

 

JR東日本の数少ないA席特急「スーパービュー踊り子」などの運用に就いていた251系のRE-3編成(1992年製造の第二グループ)が3月8日(日)の運用を以て運用離脱しました。

 

251系は1990年より運転を開始し、約30年にわたって伊豆方面の看板特急「スーパービュー踊り子」として走り続けました。運行開始当初はPRの目的もあり、さまざまな路線(高崎線や外房線など)に入線し、運転したこともありましたが、近年では、海の近くを走ることもあり、塩害による老朽化が進み、しばしば車両故障で「スーパービュー踊り子」が急遽185系による代走運転になる他、車両を長持ちさせるため、「スーパービュー踊り子」の運転本数を減らすなどの延命措置も取られていました。現在の251系の運用はA席特急「スーパービュー踊り子」と東海道線系統のライナー列車「ホームライナー小田原」のみとなっていますが、どちらとも3月14日(土)のダイヤ改正で廃止・車両変更が予告されています。

 

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↑リニューアル工事前の251系

 

 

251系は1990年製造のRE-1、2編成、1992年のRE-3、4編成の4編成が大宮車両センターに所属しており、また2004年には全編成にリニューアル工事がされています。4編成がかなりキツキツの運用となっているため、ダイヤ改正直前での運用離脱は驚きでした。なお、251系のさよなら運転などのイベントは新型感染症の影響で中止となっているため、恐らく行われません。ダイヤ改正以降は、一部踊り子号がE257系の運用となり、多少の快適性が増加するほか、新設の特急「サフィール踊り子」が運行開始します。来年度を以て185系も踊り子から退く予定なので、しばらくの間、東海道線系統から目が離せません。

 

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↑踊り子で運用予定のE257系2000番台

 

以上です。ありがとうございました。