横浜駅に到着し、次は相模鉄道の駅を巡ります。利用するのは『相鉄・鉄道全線1日乗車券』東急とは違い相鉄では平常時フリーきっぷの類は発売されておらず、期間限定で1月31日までの発売。なので何としてもこのきっぷの通用期間のうちに相鉄には乗りに来てみたかったわけです。鉄道会社によりフリーきっぷの扱いは様々ですが、私としては全私鉄が全日利用可能なフリーきっぷを各々発売してくれると非常に助かるのですが・・・さすがにこれは無理ですかね。

 

 

相鉄のターミナル横浜駅は4面3線の頭端式ホームが並ぶスタイル。日本では通過式ホームの方が主流ですが、やはりこちらの方がターミナルとしての風格のようなものが感じられます。

 

 

これから乗る相模鉄道大手私鉄の1つですが、1990年に認定されるまでは兵庫県を走る山陽電鉄などとともに、準大手私鉄に分類されていました。現在でも関東大手私鉄の中では唯一東京都に路線を持たず、さらに営業距離も全16社中最短で、規模としては最小の私鉄となっています。とはいえターミナル横浜駅の乗降客は42万人を超え、東急京急を抑えて横浜駅に乗り入れる私鉄の中では最大を誇っています。とにかく私の地元静岡鉄道とは全てにおいてケタが違う存在といえます。余談ですが、相鉄のロゴと我らが静鉄のロゴ、どちらもアルファベットの『S』をモチーフとしており、かなり似てると思うのは気のせいでしょうか・・・

 

相鉄での一番の目的は昨年(2019年)新規開通したJRとの直通線に乗ることですが、それは帰りにバスタ新宿へ向かうついでで構わないので、それまでの時間を利用し駅巡りをしようと思います。相鉄には本線いずみ野線の2路線があり、どちらも全線完乗済みなので、未訪問駅を中心に。

 

まずは横浜発13時ちょうどの快速に乗り星川駅へ。

 

 

 

到着してビックリ。利用者には申し訳ないですが、なんだこの廃墟は!! というのが正直な感想です。快速も停車し、特急・急行などの優等列車の退避も行われる運行上重要な駅というのに、なんか残念です。

 

続いて西谷駅へ向かいます。

 

 

新線が分岐する駅で話題になり、特急も停車します。

 

 

 

 

その後鶴ケ峰二俣川と巡ります。

 

 

 

 

 

二俣川駅本線いずみ野線の分岐駅。支線にあたるいずみ野線は全8駅の短い路線で、その中で終点湘南台駅と1つ手前ゆめが丘駅は既に訪問済みです。時間的にもまだ余裕があり、ということでフリーきっぷを最大限活用すべく、残る5駅に訪問することにしました。

 

こうした場合、通常であれば上下線を行きつ戻りつするのが効率的なのですが、大手私鉄である相鉄は運行本数が多いので1駅ずつ進んでいく牛歩戦術を敢行。

 

 

 

 

 

 

 

南万騎が原緑園都市弥生台と進んだところで、『ヨコハマネイビーブルー』に塗装された新型車両が入線。初めて見ましたがなかなかカッコいいデザインだと思います。

 

 

さらに駅巡りを続け、いずみ野いずみ中央と進み、終点湘南台駅には15時00分の到着です。

 

 

 

 

 

ちなみに『いずみちゅうおう』と名の付く駅は全国に3つあり、これでめでたく全3駅訪問達成。他には宮城県大阪府にあり、自宅から一番近いここがまさかの最後となってしまいました。

 

 

湘南台駅からは小田急江ノ島線に乗り換え、相鉄本線と接続する大和駅へ向かいます。