(その1からの続き)
千歳から始発列車で札幌へ向かいましたが…
札幌で石狩当別行き列車に乗り換えました。
そうです。
これから札沼線(学園都市線)へ向かいます。
札沼線は今年のGWで北海道医療大学駅より北が廃止されます。
今回は昨夏歩いた時に乗れなかった新十津川行きに乗りつつ、
札沼線のお名残乗車をしたいと思います。
1日1本しかない新十津川行きに乗るためには
朝早く出発しないといけないんですよ。
乗ったのは下りの2番列車。
早朝でも各駅でちょいちょい乗り降りがあるのは札幌都市圏らしいですね。
終点に近づくにつれ、車内の乗客はちらほら程度に。
終点の石狩当別でお目当ての新十津川行きに乗り換え。
ここにキハが乗り付ける光景もあと2か月ほど。
三連休の初日なのでもう座れないかと思っていましたが、
2番列車から乗り継いでも進行方向左側のボックスはまだ空いていました。
やっぱりコロナの影響で、皆さん出控えているんでしょうか。
運賃表示器には「新十津川行き」という表示が。
新十津川行きとの最終接続となる札幌発3番列車が到着すると
多くの乗客が新十津川行き列車に移ってきました。
それでも各車両30人くらいだったかな。
7時45分、石狩当別を発車。
終点の新十津川を目指してのんびり進み始めました。
石狩月形で列車行き違いのために25分弱停車。
皆さん列車から降りて撮影してましたよ。
自分もこの待ち時間で
札沼線の記念入場券と常備券を購入しました。
さらに先へ向かいますよ。
晩生内(おそきない)駅。
車窓からこうして見られるのもあと少しです。
浦臼からは1日1往復だけの区間へ。
まもなく終点の新十津川です。
終着・新十津川駅に到着しました。
下車をスムースに行うため、係員は2人体制でした。
訪問時点で廃止まであと74日。
1日1回列車が来る光景も、まもなく見納めです。
昨夏も見た新十津川駅の駅舎。
雪化粧すると印象が変わりますね。
改札口には、変わらず1日1本きりの時刻表が掲げられていました。
新十津川駅には列車が来る時間にボランティアが配置され、
見かけ上の有人駅となっています。
ここでも記念入場券と来駅記念切符を購入しました。
印字がちょうど「2.2.22」になるので、記念切符に刻印してもらいました。
今日の下車人数は67人とのこと。
2月としては最多でしたが、コロナがなければ100人越えていたかも。
緊急事態宣言が出た今はどうなっているのかな?
2月も吹雪の日があったはずですが、運休はしなかったみたいです。
去年まではちょっと吹雪いたらすぐ運休してたのに…。
もっと早くから頑張って欲しかったものですが。
新十津川での30分はあっという間。
まもなく折り返し列車の発車時刻です。
10時ちょうど、
石狩当別行きとなった列車は新十津川駅を発車しました。
1日1往復でもハエタタキは健在です。
そのまま石狩当別へ…と思いきや、
途中で下車しちゃいました。
…え?
ここは1日1往復区間ですよ。
あれが最終列車だったんですよ。
こんなところで降りて大丈夫なんですか??
(その3へ続く)