美里山鉄道で最も計算が厳しかった立体交差部をナントカ作りました。
これがその部分で、本線(複線部分)とローカル線(単線部分)が複雑に交差します。
そして、更に難しいのはポイントからの距離があまり稼げないので立体交差させるためには、勾配を20‰として片方を-22.5mm、もう片方を+22.5mm、合計45mmの高低差しか得られないことでした。
45mmしかないということで路盤も付けられず、道床のみで通します。
尤もここは、トンネル内になるので、ギリギリでもパンタグラフがぶつからなければいいわけです。
新幹線で通過させてみましたが、まぁジャンプしない限りぶつからないようです。
特に22.5mm沈ませるには、ベニヤ板を切って、予め低く作った台枠に固定する必要があるので、レイアウトにしては珍しく1mm単位まで設置箇所を拘りました。
でも、実際はそんな細かいとこまで徹底できていませんので、勾配が正確に20‰になっているのかわかりません
後ほど16両編成のの新幹線や15両編成の在来線1モータ車が登り切るか試してみないとOKが出せるか分からないんですが、手で勾配の具合を触ってみたり、T車が降りて行くスピードから大丈夫そうです。
この新線区間がうまく繋がれば、大分道筋が見えてきます。
武漢ウィルスが日本を暗くしてますが、模型でモヤモヤを吹き飛ばしていきます。