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川西市は3月9日、「COVID-19(通称:新型コロナウイルス)」感染症の拡大防止対策に伴い4月に開催される予定だった「源氏まつり」の開催中止を発表した。これに伴い、同日に能勢電鉄で運転を予定していたイベント列車(川西能勢口駅発多田駅行き)についても運転中止となる。
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例年取り付けられている「源氏まつり」イベント列車用ヘッドマーク、今年は出番もない・・・

鉄道コム
 

【解説:源氏まつり】
兵庫県川西市は「清和源氏のふるさと」としても知られており、例年であれば4月の多田神社例大祭にあわせ川西市の主催行事として開催されている。見どころは清和源氏の武将たちに扮した人々が練り歩く「懐古行列」で、清和源氏の祖で多田神社(多田院)を創建した『源満仲』や源平合戦期の名将『源義経・源頼朝・多田行綱』、木曽義仲に仕えた女武将『巴御前』、源義経の母『常盤御前』、源義経の忠臣『弁慶』、回によっては清和源氏の系統である「足利尊氏(室町幕府初代将軍)」、「新田義貞(鎌倉幕府倒幕で活躍した河内源氏(清和源氏の一流派)の武将)」、「武田信玄(河内源氏の子孫の一人で、今の山梨県に地盤を置いていた戦国大名)」、清和源氏に仕えた人々(坂田金時(金太郎の原型となった人物)など)が参加している。