2020年3月8日日曜日

追究! 東急デハ3450②【鉄コレ】

追究! 東急デハ3450①【鉄コレ】の3450号に続いて3両組のうち残り2両も整いました!

モデルは最後までは生き残れなかったものの(1985年廃車)、サハ3364を挟んだ非張上げ屋根車3両編成で個性を発揮していた池上線の3468F(デハ3468-サハ3364-デハ3467)です。
↑左と真ん中の川崎車両製片運転台タイプがベース

蒲田方の3467は前面貫通扉が製品と違って鉄製で下半分に凹みが無いタイプのためくりぬき、窓寸法がほぼピッタリだったGM製東急9000系キットの貫通扉パーツを、周囲を現物合わせで削ってはめ込み。
窓ガラスは三分割して塗装後に接着しました。

もう一方3468、こちらは側面の乗務員扉の形状が木製なので、ストックしていたタヴァサの東急用乗務員扉をはめ込み。ただそのままではくりぬくときに手スリもなくなってしまうので0.5㍉穴を開けて0.4㍉真鍮線を植え込んで再生しました…よく見ると結構ゆがんでいますが(汗)。
この様に前面貫通路か乗務員扉に手を加えないと実車通りの車体にならないのが難関の1つめ。

加工が済んだら食器洗剤・サンポールで洗浄→ドライヤーで乾燥→メタルプライマー吹付けのあと、ガレージメーカー即売会イベントで購入した湘南電軌商會さんのライトグリーンカエル編をエアブラシで塗装。
↑なかなか良い色味で愛用しています

屋根もパンタ周りを残して灰色9号に塗装し、配管を烏口を使ってタミヤエナメルのライトグレーで塗装。パンタはGMのPT42Nを伊豆急の上半身のライトブルーで塗装します。

床下機器は前回の3450号同様製品付属のものとGMストアーで調達したそれらしいものの合成。抵抗器は↑画像真ん中の阪急電車の物を使用。

資料を基に一両ずつ並べ替えます
↑3467山側

↑同海側

↑3468山側 こちらは動力車

↑同海側
この編成はMGをサハに新設したため撤去されており、結構余裕のある配置になります
2両ともCPは製品にないRCP-78型なのでしかたなく冷房用MGパーツをカットして代用

参考までに前回のデハ3450も
こちらはMG・CPに加え単車運転に備えて蓄電池箱もあるのでみっちり詰まってます
いずれも断流器のFRPカバーにベージュを色差ししてあります。

内装パーツも床などにライトグレーを筆塗り

一番困ったのが台車。製品に付いている川車製台車は端部の梁が省略されていて似ていないのでトレーラーは取り寄せてあったnano factoryさんの3Dパーツを利用
プロポーションは素晴らしいのですが加工に弱く、3ピース構成の物を仮組みしたあと一旦バラそうと台車レリーフ部分を外そうとしたらパキッとホゾ部が折れてしまうなど、3両分あったのに壊さずに使えたのは1両分だけになってしまいました(´;ω;`)
不器用なのもありますがやはり3Dプリンター素材は脆いですね。

動力台車にその3Dパーツを使うには軸距が合わないので軸受穴を広げるよう製品説明には書かれているのですが、加工に耐えられないと判断しやむなくストックしていたkitcheNの“弓型イコライザー簡易パーツ”をU型イコライザーの台車レリーフに張り付けて再現。
U型の部分が見えてしまいはしますが製品そのままよりはマシでしょう。

前回の3450と同様エアホースやジャンパ線のパーツでディテールアップ

エアブラシによるウェザリングはちょっとやりすぎたかも…と思いましたが情景に置くと案外雰囲気が良いようです
幼少のころ、久が原のスーパーの2階から眺めていた3450形の屋根はこんなだったなぁ…

ということで完成!
3468

3467
この編成をはじめ、サハを挟んだ編成は廃車直前に巻取り式の方向幕を装備していました。
その上の運番表示器は右寄りだったり左寄りだったり、幌の有無とか車両によって違う箇所が多すぎるのが悩ましい形式です。かく言うワタシも幌が付いてい車を間違えました(廃車直前は今回の作品と逆に3468に幌が付き3467は幌無し)。

なお中間車のサハ3364についてはkitcheNのキットは持っているもののまだ未完成
引き続き取り掛かりたいと思います。

ということでひとまず旧作のボロサハ=サハ3100形で代用しています
Bセットが手に入ったらまた格闘だなぁ(`・ω・´)

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