皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
常点灯パワーパックを安く、小さく作ってみよう！その7
さてさて、右往左往工作
ケースの形が出来たところで
話は電気工作に戻ります。
実は今回のパワーパックに使う電源は
何でもいいといえば何でもよく、
あまり大電力のものでガンガン使うと
発熱の問題が発生することくらい
念頭に置けばいいくらいなんですね。
したがって、いざというときは
固定レイアウト用として3アンペア程度
(1A×3基分)あれば理想的ですが
小ささが優先される持ち運び用としては
合計1Aもあれば自分のイベントには充分なので
メインの電源はこれを使うものとしました。
12ボルト1アンペアのッスイッチングアダプタです。
欲を言いますと、コンセントの差し込み部分が
折りたためたら最高なのですが
確か、すごく安かった気がしますので
贅沢を言ってはいけませんね(^^)
ソケット側は別売り品です。
一応、合っているか確認します。
電源側の配線はいたってシンプルです。
たまたま持っていたスピーカーコードを使いました。
かなりオーバースペックですが
タダなんだから文句は言わない(笑)
そして、電源の上流側に
「ポリスイッチ」を直列に挟んでおきます。
まあ、ヒューズみたいなものです。
難しい話は忘れましたけど
ショートなどで過電流を感知すると
発熱して膨らんで電気の流れを遮断、
解消すると常温に戻ってまた流れる、
という仕組みのもので
寿命も長く、極性がないので取扱いも容易です。
数字の135とあるのが1.35アンペアの意、
この倍の数値が確か電流を遮断する作動電流だった気が。
つまり2.7アンペアを超えるとヒューズが落ちるので
3アンペアのアダプタを接続した場合
まあ10％くらいのマージンを見ていることになります。
そうそう、思い出してきました。
確か、これを買った十数年前、
そんな思考でスペックを選んだ気がしてきました(笑)
間違い無いとは思いますけど
使うときはご自身で確かめてくださいね。
発言に責任は持ちません(^^)
さて、
接続には基板は関与しませんので
こんな感じで、位置を固定しやすい
ターミナルに片足を突っ込んで使います。
電源ソケット側でも回路的には良いのですが
取付の際に邪魔になるか、
コードをぶら下げる形だと不安定かもしれませんね。
以上です(^^)
但し、箱に取付ける際は
穴を通してから配線しないといけませんから
あとで一旦ハンダを外す必要があります。
続いて逆転スイッチを作ります。
使うのは、6端子タイプの
中間にOFFのあるものです。
ひたすら線を切って、
両端の皮むき。
これが意外とつまんない作業です(笑)
飽きてきます。
作業中、線をよじっていったら
なんだか脱ぎっぱなしのツナギみたいに見えてきました。
デザインの悪い戦隊モノの衣装とも･･･
手足に見えるのは私だけでしょうか？？(笑)
回路という程でもありませんけど
結線はオーソドックスに
両端が電源入力側、真ん中がモーター出力側、
の流れで、
入力側を交差して繋ぐことで逆転させるわけですね。
意外と大変、というか
時間のかかる作業でした。
こんどは振り付けの揃わないダンスみたいに
先程の衣装が踊って見えますけど
作った本人はグッタリです(笑)
今回使ったコードは
もともとカーオーディオから外したもので
少なくとも100ワットくらいは流せると思うんですけど
やっぱり作業しにくいので
もっと細くて取り回しの良いものを
買ってくれば良かったと後悔しています。
細ければまた、減衰の問題もありますから
バランス取りに悩むトコですけどね。
ではまた明日(^^ゞ
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