国鉄・JRバスがらみのイベントとコロナショックについて | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

新型ウイルスによる肺炎感染の危険性が高まり、実際に感染者が増えていることもあり自粛ムードに突入。ライブイベントなどはまるまる潰れたケースばかりなのに対してスポーツは試合は開催されることが多いが無観客試合となっている。その中で観客を競技場に入れるという考え方がなく沿道に無料でだれでも観に行けるマラソンはどういう対応をとるかと思ったが東京マラソンは沿道の観戦の自粛を「お願い」していたが強制力はないのでギャラリーがたくさん集まる結果になった。ところでマラソンといえば、このブログ的には来月に迫ったさくら道ネイチャーランの開催ができるかが気になるった。これは毎年行われているが、コースであるさくら道の由来は国鉄バス名金線の車掌であった佐藤良二氏が桜を植樹したころにある。そういう国鉄バス由来の伝統ある大会の今年の開催の可否は?と思って公式サイト(https://shirotori-gujo.com/sakuramichi/main.html)を見たら3日付けのリリースで中止が発表されていた。

 

国鉄・JRバスとさくらにまつわる春のイベントといえば、高遠の桜まつりも挙げられるだろう。鉄道やバスにまつわるイベントではないが会場への公共交通でのアクセス手段が国鉄以来、高遠線などの「自動車線」で期間中は臨時増発まで行われるのでバスファン・交通ファンも注目すべきイベントだと思う。こちらの開催の可否はどうかと思って公式サイト(https://takato-inacity.jp/2020/)を見たが、5日現在、「現時点では「高遠さくら祭り」は開催する予定ですが、新型コロナウイルス感染予防のため中止、縮小するイベントがあります。今後も状況により変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。」とのこと。令和初の桜まつりは行われるのだろうか?開催されるなら自分も高遠駅で撮りバスしたいし、ぜひ行ってみようかなと思う。(17日追記:中止となりました。)

 

余談ながら、「国鉄バス」「バスの車掌」が何なのかわからない人も今の時代となっては少なくなさそうだなとふと思った。名金線も一部区間が残っているが、その全盛期を知る人も減っただろう。