こんばんは。

今日も3回連続のNゲージ鉄道模型×実車ネタです。

”カニシャッフル”とおかしな表題を付けましたが、蟹さん かに座 かに座 かに座 じゃありません(笑)。24系寝台の電源車カニ24シャッフルのことです。昨日まで2度続いた”あけぼの”編成ネタ続編の意味合いもあります。

 

シャッフル前のカニ24 3両並びです。左から..

■カニ24 23 KATO品番10-822 あけぼのセット → 寝台特急”あけぼの”編成に連結

■カニ24 103 KATO品番5184 単品        → 寝台特急”富士”編成に連結

■カニ24 17 KATO品番10-855 富士セット    → 臨時寝台急行”ホワイトスノー安比”編成に連結

になっていました。富士に単品の100番台を連結したり、既にセット通りの構成にはしていませんでした。

 

さて、先日来あけぼのの記事を書いたり、写真をScanしたりしていた所、気づいたのは”銀カニ”(銀帯のカニ24)連結の写真が多いな と。

何度も通った”白陣”の実車写真、この日も”銀カニ”です。珍しく雪晴れの中を行きました。

1997/02 奥羽本線 白沢-陣場 1001レ

 

この日は珍しく”金カニ”でした。

1997/02 奥羽本線 二ツ井-前山 1001レ

 

昨日までの記事

→ Nゲージ×実車 KATO24系”あけぼの”編成Part-1

→ Nゲージ×実車 KATO24系”あけぼの”編成Part-2

でも”銀カニ”、”白カニ”が半々位で写っていると思います。電源車は組み換えの頻度が高かったのか、日替わりだったのを覚えています。仲間内で”今日は銀カニ”とか”昨日は白カニ”とか言っていました。

そこでED75牽引あけぼの末期の97年、青森運転所(盛アオ)の配置を調べてみると、

   0番台(白カニ)..2両

100番台(銀カニ)..5両

500番台(金カニ)..1両

銀カニが多いわけですね。そこで、あけぼのの電源車を100番台にしたい..いつもこういう細かい話に自分でハマって行くんですけど(笑)..そう考えて冒頭の3両を引っ張り出してきた次第です。

 

シャッフルには車体をバラシて、トレインマーク変換装置を交換しなければなりません。KATO製は床下の回転装置をドライバーで回すことで4種類までは変換可能という優れモノですが、収載4種に無いマークを掲出するにはこのように分解交換のひと手間が必要になります。また3両共DCCフレンドリーの最新構造ですが、デコーダーは入れていません。ヘッド/テールライト切換の必要が無いのでそのまま、点けっぱなしです。製品のライト基板にダイオードは見当たらないのですが、カニ24に限らず、何故か今までLEDが切れたというのは記憶にないです。

 

100番台(下)はテールレンズの長さが違ったりするので要注意..

”あけぼの”は1種類のみ印刷、残りは白地になっていました。

 

こうして、左からカニ24 23(白帯0番台)をホワイトスノー編成へ、カニ24 103(銀帯100番台)をあけぼのへ、カニ24 17(銀帯0番台)を正規の富士編成へ戻して、シャッフル完了です(笑)。

(追記 0番台2両のカプラーパーツ;エアホース、ジャンパ栓類 を付け間違えたのに気づきました。正しいものに戻し、写真を差し替えています。20/3/6)

 

EF81 412の次位にカニ24 103、元の”富士”編成に戻りました。79年(もう40年以上前!)に発売されたKATO初代24系25型..初めてトレインマーク変換装置が付いた製品;品番521~525のカニが100番台で”富士”マークが収載されていたため何となく100番台でしたが、

→ N-Gauge EF81 400牽引”富士”

で書いたソロ、ロビーカー連結15両編成、この時代のカニは鹿児島車の0番台だったんですね。

 

DE10重連に繋がるホワイトスノー編成は白カニ..

→ DE10重連 急行ホワイトスノー安比号

この記事に写っている実車も”白カニ”、実際この姿が多かったのかも。

 

この車両にはマーク変換装置は白地として、裏から”臨時”のシールを貼っています。”臨時”収載のKATO変換装置が無いので.. シールはTOMIX品番92792 24系夢空間編成の付属品を使っています。

 

そして”銀カニ”100番台になった”あけぼの”です。今までと印象が変わりました。

 

24系寝台車の電源車には色々な形態がありました。今回話題に出た3両の他にも北斗星編成のカニ24 500(金カニ)、ゆうづる編成のカヤ24(白帯)、夢空間北斗星のマニ24 500(マニ50改造車 唯一のTOMIX製)が在籍しています。こうして見ると..1つも同形態の電源車がダブっていません。

また”あけぼの”で見る限り日替わりでとっかえひっかえしながら運用されていたものと思います。発電機とエンジン搭載、要給油ですから整備、点検の頻度も高かったのではと想像します。

今回思い立ってやってみましたが、模型の編成間で時には”シャッフル”してみるのも面白いかも知れません。

 

以上Nゲージ鉄道模型 カニ24シャッフルの話、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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