雨がよく降った土日でしたが、月曜はすごく好い天気で。
ビルのすき間を射す陽射しも、どことなく春の予兆を感じました。
と思っていたら、突然の狂気のような寒気。
4日の日中は肌寒かったものの、そこまで寒いとも思わなかったのに、夜も0時を過ぎてからの冷たい雨。
南風が吹いているのに、ダウンを着ているのに、凍えるような寒さとなりました。
未明には北風へと変り、肌に刺さるような寒さとなって『あぁ、春分の日の前の寒の戻りかぁ』と真っ暗な空を見上げて。
普通なら雪になるはずが、暖冬だから雨になったのかと思っていたのですが。
明るくなって山を見ると・・・・雪!
西広島バイバスの、さすがに道路には積もってないでしょうけど、標高にして300m辺りには草木に積もっているみたいで。
たかが300mされど300mです。
平地はずっと雨だったのに。
しばらく寒さは残るようですが、来週からは暖かくなるとの予報もあります。
もう、種類によっては満開を迎えていますが、ソメイヨシノが咲き誇るのも、もうすぐですね。
するといよいよ、本格的な春・・・・って言うか、花粉症の本番です。
コロナウイルスもナメてはいけませんが、やはり直面した危機は花粉症。
抗体の過剰反応によるアレルギーですから、体力も余計に消耗しますし、免疫力も下がるので、花粉症の人にはコロナウィルスの前に、差し迫った重要案件。
薬の併用も課題です。
世の中には、コロナウイルスによる肺炎の危機よりも、花粉症に意識が推移していて、何を呑気なことをと非難する『バカだな』と感じる人もいますが。
当人の苦しみを差し置いて、それを非難するのは、健常者が障害者を差別するのと同等の罪だと、花粉症の人間としては声を大にして訴えたいですね。
マスコミに乗せられて、必要以上に騒いでいる人よりも、直面した花粉症患者の方がよっぽどコロナウイルスによる肺炎に対して、真剣に捉えている人が多いです。
人を非難しているヒマがあったら、イザという時に、自分や家族がどうするかの準備を、怠らないようにお願いしたいものです。
と、そんな中、左足を捻挫しました。
2月26日の水曜日、ふとしたタイミングで『グジュニャ』って嫌な音がして、5分ぐらいしたら激痛に激しく包まれました。
音がした瞬間からも痛くって、そこから痛みが増大していった訳ですが、ホントね『どーなったんやぁ』と、足に質問を投げかけるぐらいに。
足は何も言いませんが、『捻挫したみたい』と訴えて来るばかり。
それから歩けなくなって、その日は仕事を急遽お休みして。
ベッドで『痛いよぉ~痛いよぉ~』と呟いていたら、小さかった頃のことを思い出しました。
『いたいよう』
キーワードはコレです。
珍しく父が帰宅して、母と会話している中、テレビを見ていた私に、そのキーワードが頭に刻まれました。
何の話をしていたのかは分かりませんでしたが、しばらくしてまた父は家を出て行き・・・・。
何を見ていたのかは覚えていませんが、番組が終って母に質問です。
『お母さん、胃太陽って何?』
私の頭の中には、胃の中に何か熱くて光るモノが1つ浮いている・・・・みたいなのを連想して、何か恐ろしいことが起きているように感じました。
『違うけぇ、胃潰瘍よ』
『胃潰瘍って何?』
『胃の中に潰瘍っていう傷みたいなただれができる病気なんよ』
そして、最悪の場合はガンになることもあると教えられました。
45年ぐらい昔のことですが、ふとしたことから何気ないものを思い出したりするものです。
そうすると、そこから記憶はつながって連鎖的に思い出すもので、新幹線のCMが蘇りました(笑)
当時は国鉄でしたが、新幹線のCMってJRになってからのものしか、私は他に記憶に残っていません。
速達タイプのひかり号が『ツーツートン』、ひかり号は『ツートンツートン』、こだま号は『トントントントン』。
もう岡山開業をしていたのか、まだ新大阪までしか完成していなかったのか、それは記憶に無いのですが、当然のぞみ号という帰国子女の列車名は存在していない時代。
全て0系ばかりだった時代です。
その後グランドひかり号に憧れて、のぞみ号として300系がデビューしましたがその姿は既に無く、500系は生きているものののぞみ運用からはとうに撤退し、700系ののぞみ号も残すところ数日となりました。
と思っていたら、コロナウィルスによる影響で、700系の"さよならイベント"は中止となったようで、一時代を担った名車ですから、仕方ないと思いつつも残念にも感じます。
しかし、新幹線を見るだけでも、これだけ時代が過ぎてしまいました。
45年かぁ。
もうすぐ、生まれてから56年だもんな。
いろんなコトあったなぁ。
そりゃ、人生に疲れる訳だぁ。
そんな感じで、しみじみしてました。
同時にではないですが、両親から言われたことばで、ずっと心に突き刺さったままのトゲがあります。
小学生の頃、母に『何であんたは生まれて来たん』。
中学生の頃、父方の祖母に『あんたが生まれて来んかったらねぇ』
高校の頃、父に『お前が生まれて来けぇ悪いんよ』。
心の底に残ってはいたものの、封印していた記憶も一緒に、そのことばの声も連なって出て来ました。
それでも今、こうして生きている私。
これからの未来、生まれて来たことが罪だったのかなぁ~と骨身に沁みることが待っているのか、それとも幸福な人生を歩けるのかは分かりません。
が、とりあえず捻挫の方は、歩くのはまだ不自然ですが、痛みが引きつつある足には感謝してます。
で、話しはあっち行ったりこっち行ったりですけど、コロナウイルス騒動で何故ティシュやトイレットロールが、買い占め品薄となるのか、意味が分かりません(笑)
各メーカーが『そんなコトにはならない』と公式コメントしているのに、未だに買い漁る人が後を絶たない。
まぁ、供給量は消費量を上回る数量があっても、実際に目の当たりにする店舗の販売コーナーには在庫が無い訳ですから、入荷直後などで並んでいると、必要無くてもついつい買ってしまう心理は分からなくもないですけど。
やっぱり客観的に見ていると、アホにしか見えません。
なぜ、オレオレ詐欺などの"振り込め詐欺"に引っ掛かる人が多いのか、理解できたような気がします。
たった1人のウソから、チェーンメールでデマが広がり、それを信じた人が知人に噂を伝播する。
作ってる人たちが『あるよ』と言っているのに、ウソを信じたいその心理が、結局は詐欺にかかる人を減らさない構造ですよね。
ちょっと冷静になれば、分かる程度のことなのにね。
さて、子どもの頃の暗い話しもしてしまいましたが、これで話しは終わりません。
家族団欒な幸せを体験せずに大人となり、そして齢を重ねた人間は、幸せを求めながらもその反対な行動をとってしまいます。
それでも、それなりの幸せを感じる人生もありますって話しに、その内に続きます。
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