皆さま、こんにちは!
子供たちが自宅待機しているせいか、
町全体が静かな感じの我が地元・仙台でした。
たぶん、どこに行ってもこんな感じなのでしょうけど。
3・11絡みのイベントも軒並み中止され、
東日本大震災が起きてから初めて静かな3月を迎えそうな予感です。
さて今朝は、古い木造駅舎が魅力的なこちらの駅の訪問記です。
日豊本線・上岡(かみおか)駅です!
いやいやいや~
日豊本線は古い木造駅舎の残存率が低いので
着いた瞬間から鼻息を荒くしてましたわ。
それにしても上岡駅の佇まいはヤバくありません?
着いた瞬間から鼻息を荒くしてましたわ。
上岡駅は佐伯市南部に位置する駅で付近には観光名所があるらしい。
佐伯城址に十三重の塔に佐伯市総合運動公園、
観光マップによれば、見どころが数多くあるようですが…
自分は上岡駅の駅舎で大満足です!
上岡駅は大正9年に開業した駅で
駅舎はその当時に造られたモノとのこと。
その駅舎は現在、公民館として利用されてるんですって
駅名標の下に「上岡駅前公民館」の看板が掲げられていたのは
それが理由だったのですね。
それでは駅舎を眺めてみましょう。
今年で築100年目を迎える駅舎は見どころが満載!
まずは駅舎内の様子からです。
上岡駅は無人駅で、事務スペースを公民館に改装しているために
有人駅時代の出札窓口等はすべて塞がれてました。
こちらはホーム側に設けられた公民館の出入口です。
ところで駅舎内にボートの精密模型が展示されてたのですけど、
理由をご存知の方いらっしゃいます?
佐伯市は市内に数多くの造船所がある「造船のまち」でしたが、
模型はそれと関係してるのでしょうか?
今も残されているラッチを潜り、
壁面に貼られた国鉄様式の駅名標を眺めながらホームに進入しますよ。
ホームは駅舎に面していないため、跨線橋を渡ってホームに入ります。
上岡駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造です。
上岡駅は駅舎もですけど、ホームのど真ん中にある待合室もすごかった…
外壁の貼り換えやサッシ窓の交換が施され
完全なオリジナル状態ではありませんでしたが、
こちらも戦前からある建物で間違いないと思われます。
その証拠に屋根裏には、こんなレトロな碍子が引っ付いてました。
世の中には「碍子マニア」さんがいらっしゃるそうで、
そんな方に見て頂ければ
待合室の大まかな建立年が特定出来るのではないかと。
それにしても世の中にはいろんなマニアがいるんですね。
他人のことを言える立場じゃありませんが。
構内を眺めていたら特急列車が通過してゆきました。
ところで、こんな魅力的な駅舎を持つ上岡駅なのに…
日中は特急列車が頻繁に行き交う上岡駅なのに…
ここに停車する普通列車は1日に3往復のみとか
上岡駅の到達難易度は高すぎでしょうよ!
朝7時台の次の列車は夕方5時台とか、
上岡駅訪問はどんだけ苦行なんすか!
停車する列車が1日1往復しか日豊本線・重岡駅以南の区間を思えば、
これはまだ幸せな方なのかもしれませんが。
最後は駅前の様子で〆ます。
ところで上岡駅の駅前まで
保線車両の留置線から架線が伸びているのですが、
コレって営業で使われているモノじゃありませんよね!?
駐車場の上に張られた架線は保線員さんの研修設備だと思いますが。
…以上、駅舎以外にも
駅ファンの心を鷲掴みするアイテム満載な日豊本線・上岡駅でした。
上岡駅(平成30年4月11日)
延岡駅
南延岡駅
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