【青春18きっぷ】無料で乗れる快速列車・時短ランキング〜東北編〜
あっという間に3月になりましたね。アイスです。
さて、今月から青春18きっぷ(春季用)の利用期間がスタートしました。
1日あたり2,410円で、普通運賃で乗れるJR全線が乗り放題になる超おトクなきっぷ。
きっぷ1枚につき5日分ですが、連続する日でなくても使えるのがありがたいですね。
青春18きっぷの使い方は人によって様々ですが、連休が取りにくい社会人からすると有効活用しきれないことも多いのでは?と肌で感じています。
せっかくの格安乗り放題なら、目的地まで安く早く移動したい…
そんな時に役に立つのが、追加運賃を払わず乗車できる「快速」列車です。
都心部では当たり前のように新快速や快速が走っていますが、地方部でも一日数本走っているローカル線があったりします。
これらの列車を上手く行程に組み込むことで、少し効率よく鉄道旅行ができるようになります。
(もちろん、追加運賃を払って全席指定の快速を使ったほうが早くなる場合が多いです。また、18きっぷでは特急は乗車できません。)
そんな「無料で乗れるローカル線の快速列車」を数回にわたってご紹介していきたいと思います!
今回は東北編。
どうしても移動距離が長くなる東北は正直、新幹線や特急を使わないと行程がかなり厳しいです… また、第3セクターも多いので18きっぷだけでは接続できない乗換駅も多いです。
それを承知の上で、無料に絞ってランク付けしていきます。
※所要時間は大まかな時間です。
時短度★★★ (約30分以上の時短)
①釜石線(盛岡〜釜石):快速はまゆり 2時間50分→2時間15分
岩手を横切って走る快速はまゆり(一部指定席)。東北本線直通で上下3往復運転されています。東北の快速では珍しく途中駅をがっつり通過するので、かなりの時間短縮が可能です。
しかし、山田線の一部が三陸鉄道となったので、釜石駅でJRとは接続していません。
②仙石東北ライン(仙台〜石巻):特別快速 1時間25分→50分
東北本線と仙石線を接続線で結んでいる仙石東北ライン。上下1往復だけ運転される特別快速は停車駅わずか3駅で仙台〜石巻間をわずか50分で結びます。ちなみに快速の所要時間は約1時間です。
石巻では石巻線の女川方面・小牛田方面へとそれぞれ乗り換え可能です。
③奥羽本線(秋田〜青森):快速 3時間30分→2時間55分
奥羽本線(秋田〜青森)では上下2往復の快速列車が設定されています。その中で両駅間を直通するのは夜に走る下りの1本。有料特急「つがる」の所要時間は2時間40分と、15分の差しかありません。
途中駅では男鹿線・五能線・花輪線など、多くの路線へと乗り換え可能です。
④磐越西線(会津若松〜新潟):快速あがの 2時間50分→2時間20分
観光路線として名高い磐越西線。会津若松以西を走る快速あがのは上下1往復で、新津からは信越本線を通り新潟まで直通します。朝から昼にかけての運転なので、福島・新潟方面を攻める際の行程に組み込みやすいですね。
↓冬の磐越西線の乗車記です↓
penguin-diary0329.hatenablog.jp
時短度★★☆ (約10〜20分程度の時短)
⑤陸羽西線(酒田〜新庄):快速最上川 1時間10分→50分
最上川沿いをひたすらに走る陸羽西線。その名を取った快速最上川は上下1往復で、酒田〜余目間は羽越本線を走ります。酒田発は14時台で、行程に組み込みやすいです。
⑥山田線(盛岡〜宮古):快速リアス 2時間20分→2時間5分
一部区間が三陸鉄道へと移管された山田線。本数が少ない超ローカル線です。
残るJR区間はリアス海岸沿いを走るわけではありませんが…快速リアスが下り2本、上り1本運転しています。
時短度★☆☆ (約10分程度の時短)
⑦大湊線(八戸〜大湊):快速しもきた 1時間50分→1時間40分
⑧米坂線(新潟〜米沢):快速べにばな 3時間→2時間50分
⑨東北本線(仙台〜福島):快速シティラビット 1時間25分→1時間15分
⑩磐越西線(郡山〜会津若松):快速あいづ 1時間15分→1時間5分
↓つい先月、べにばなに乗車しました。 ↓
penguin-diary0329.hatenablog.jp
こうしてリストアップすると、無料で時短効果が高い快速はやっぱり少ないですね…
ですが、たまには新幹線や有料特急を使わず、のんびり旅もオススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは。