TOQiの前任 デヤ7200系
実は最初で最後のアルミ車
東急デヤ7200系は、7200系のアルミ試作車を改造して誕生した電気検測車です。
東急線のATC(自動列車制御装置)区間に対応するため、ATCに対応した改造が施され、運転台もワンハンドルマスコンに、ブレーキも電気指令式ブレーキに変更、さらに1両単位での運転に対応するように運転台を新設、1両に監視台を設けるなど、大改造を施された車両です。
世田谷線を除いた東急各線の検測や、池上線・多摩川線用車両(7000系を除く)の牽引車としても使われました。
デヤ7500系「TOQi」の導入により、同車両はイベントで公開後、廃車解体となりました。
新設された運転台の様子です。
東急最初で最後のアルミ車で、日本でも大変珍しい、アルミ車の先頭改造となっております。
なお、もう1両は当初クハだったため、ストック品で新たに電装化し、デハになりました。
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