新検見川駅 ~昭和26年7月15日開業~
新検見川駅は、駅スタンプの表示の通り、1951年(昭和26年)7月に開業した総武本線の駅です。
運転系統上、快速列車は通過し中央・総武緩行線の列車のみが停車する駅です。
駅スタンプには中央・総武緩行線の主力車両「E231系」を中心に「大賀ハス」と駅のキャラクター「ケイミィ」が描かれています。
「大賀ハス」は検見川の落合遺跡で発掘されたハスの実から育った古代ハスで、現在は「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定されています。
新検見川駅の名前から推測できますが、近くに京成電鉄の検見川駅という別の駅があります。
京成の検見川駅は1921年(大正10年)開業という長い歴史のある駅で、国鉄が駅を設置した方が遅いことから検見川を名乗れず新検見川と名付けられました。それ以外は、総武本線より後にできた京成の駅には駅名に「京成」をつけています。検見川だけは官民逆転です。
官の力が強い戦前は、国有鉄道の駅の開業に合わせて、先に設置されていた私鉄の駅名を変更させられる事例が多くありましたが、現在は「早い者勝ち」ということなんでしょうか。
そう言えば、最近は駅名に「新」を付けるのではなく、「JR」を付けるケースもよく見られるようになりました。
このスタンプは2017年1月28日に押印しました。
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