D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計、製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車で、1935年から1945年までに1115両製造された。その他に、台湾向け、ソビエト向け等も合わせると製造総数は1184両となる。D51という形式名から、愛称は「デゴイチ」「デコイチ」。
D51 146機は、1938年製造で、1976年廃車されるまで、北海道の札幌、長万部、小樽築港、岩見沢で活躍。
廃車後は静岡県静岡市「駿府城公園」で静態保存されていたが、2015年に静岡市から真岡市に無償譲渡され、真岡鐡道の真岡駅に隣接するSLキューロク館に展示されている。
動力は、本来の石炭と水による蒸気ではなく、圧縮空気で動く様に整備し、30m展示線で走行する。
D51 146 真岡駅 SLキューロク館 2020年2月8日
後ろから見ると、圧縮空気を作るコンプレッサーがテンダー(炭水車)の上部に見えている。
これは隠して欲しい! (真岡鐵道さん、お願いします!)