2020年2月28日金曜日

街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編 第14回 生野区

今回は約一か月ぶりの「街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編」の記事になりますが、第14回となる今回は生野区でございます。今回の生野区は1943年に東成区から分離されて誕生した区で、1955年4月3日の大阪市第3次市域拡張の際に中河内郡巽町(現在の巽中・巽東・巽西・巽南・巽北)を編入して現在の区域となりました(詳しくはWikipediaをご覧ください)。


それでは今回の生野区最初の街区表示板は左の画像の「生野区鶴橋二丁目1」であります。


その「生野区鶴橋二丁目1」の住所に該当するのは近鉄鶴橋駅であります。こちらの上の画像は近鉄鶴橋駅東出口であります。


こちらの上の画像はJRと近鉄の共同使用の鶴橋駅西口を西側から撮影したもので、手前には近鉄の切符売り場、奥にはJRの改札口が見えます。


こちらの上の画像はJRと近鉄の共同使用の鶴橋駅西口を北側から撮影したもので、手前左にはJRの改札口、右には近鉄の切符売り場、奥中央には近鉄の改札口が見えます。


近鉄鶴橋駅のホームは島式2面4線ホームとなっていて、現在は1番線が奈良線下り、2番線が大阪線下り、3番線が奈良線上り、4番線が大阪線下りホームとなってますが、1975年9月13日に現在の方向別複々線に切り替わるまでは1・2番線が奈良線、3・4番線が大阪線のホームとなっていました。こちらの上の画像は1・2番線ホームから3・4番線ホームの大阪上本町方を撮影したものです。


こちらの上の画像は大阪線下りの2番線ホームに停車するのは来月のダイヤ変更で専用列車として運行を終了する2680系鮮魚列車です。


こちらの上の画像は3・4番線ホームから1・2番線ホームの今里方を撮影したものです。


こちらの上の画像は3・4番線ホームの今里方から大阪線の上下列車が行き交うところを撮影したものです。


こちらの上の画像は西出口への階段で、大阪メトロ千日前線への乗換えもこの西出口からが便利です。


こちらの上の画像は3・4番線ホームのほぼ中央にある1・2番線ホームへの連絡通路です。大阪線と奈良線の乗換えは通常布施駅で行うのですが、布施駅を通過する列車を利用する場合はこの鶴橋駅での乗換えが認められてますのでこの連絡通路を使って乗り換えられる方もおられます。


こちらの上の画像は1・2番線ホーム側の連絡通路の出入口です。


こちらの上の画像は1番線ホームの線路の向い側にあるホーム跡で、1955年に近鉄鶴橋駅が2面4線の島式ホームになるまで使用されていたそうです。


こちらの上の画像は近鉄鶴橋駅1・2番線ホームにある日本で一番小さなファミリーマートです。


こちらの上の画像は3・4番線側のJR大阪環状線京橋・大阪・ユニバーサルシティ方面への乗換え口への階段とエスカレーターです。


こちらの上の画像はJR大阪環状線京橋・大阪・ユニバーサルシティ方面への連絡改札口と切符売り場であります。


こちらの上の画像は3・4番線側のJR大阪環状線天王寺・新今宮方面への乗換え口への階段とエスカレーターです。


こちらの上の画像はJR大阪環状線天王寺・新今宮方面への連絡改札口と切符売り場であります。


次は少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「生野区新今里四丁目1」であります。


その「生野区新今里四丁目1」の住所に該当するのは近鉄今里駅であります。こちらの上の画像は近鉄今里駅の外観を撮影したものです。


近鉄今里駅のホームは相対式ホームの間に島式ホームがある3面4線で、先ほどの近鉄鶴橋駅と同じく大阪線と奈良線の列車が発着しており、こちらの上の画像の中央の島式ホームの布施方から撮影したものでは一番右の相対式ホームが奈良線下りの1番線、中央の島式ホームの右側が大阪線下りの2番線、左側が奈良線上りの3番線、一番左の相対式ホームが大阪線下りの4番線となります。1975年に現在の方向別の複々線となるまでは1・2番線が奈良線、3・4番線が大阪線という線路別複々線の構造となってました。またこの近鉄今里駅のホームの有効長は6両分で、こちらの布施方から見ると一番右の奈良線下りの1番線のみホームの先端が見えますが、これは奈良線下りの1番線ホームが鶴橋寄りに設置されているためであります。


こちらの上の画像は相対式ホームの1番線の鶴橋方から撮影した近鉄今里駅のホームの様子で、こちらの鶴橋方からは相対式ホームの1番線のみ鶴橋寄りになっていることから大阪線下りの2番線と奈良線上りの3番線の島式ホームと大阪線上りの4番線の相対式ホームの先端を撮影することができます。


こちらの上の画像は島式ホームから奈良線下りの1番線を通過する5800系5802F(DH02)デボ1形復刻塗装車です。


こちらの上の画像は相対式ホームの1番線から今里駅の駅名標を入れてホームを撮影したものですが、1番線側から撮影した駅名標の駅ナンバリングは大阪線の水色の「D05」となっております。


こちらの上の画像は反対側となる相対式ホームの4番線から今里駅の駅名標を入れてホームを撮影したもので、4番線側から撮影した駅名標の駅ナンバリングは奈良線の赤色の「A05」(わかりづらいですが・・汗)となっております。


こちらの上の画像は大阪線と奈良線の複々線の鶴橋方を撮影したもので、奈良線の上り線を走る5800系が写っています。


こちらの上の画像は大阪線と奈良線の複々線の布施方を撮影したもので、奈良線の下り線を走る22000系4両と22600系2両の特急用車両が写っています。


次はそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「生野区巽東一丁目1」であります。


その「生野区巽東一丁目1」の住所に該当するのは大阪メトロ千日前線北巽駅であります。こちらの上の画像は生野区巽東一丁目1に該当する2号出入口であります。


こちらの上の画像は大阪メトロ千日前線北巽駅の切符売り場と改札口であります。


こちらの上の画像は大阪メトロ千日前線北巽駅のホームで、島式1面2線ホームとなっております。


こちらの上の画像は大阪メトロ千日前線北巽駅2番線に停車する25系野田阪神行きと駅名標を絡めて撮影したものです。


次はほぼ移動しておりませんが、左の街区表示板の画像の「生野区巽北四丁目4」であります。


その「生野区巽北四丁目4」の住所に該当するのは大阪シティバス北巽バスターミナルであります。こちらの上の画像は北巽バスターミナルを西側から撮影したものです。


こちらの上の画像は北巽バスターミナルの西側の出入口を撮影したもので、出入口の横にはバスターミナルの2階にある駐輪場への階段とスロープがあります。


こちらの上の画像は大阪メトロ千日前線北巽駅と大阪シティバス北巽バスターミナルが併記された駅名標です。


こちらの上の画像は北巽バスターミナルを北側から撮影したものです。2階が駐輪場となっております。


こちらの上の画像はバスがおりばに停車しているところを撮影したもので、そのおりばのすぐ横に大阪メトロ千日前線北巽駅の1号出入口があります。


こちらの上の画像は13系統あべの橋行きのりばを撮影したものです。現在この北巽バスターミナルを発着するのは13系統と18系統のみとなっております。


こちらの上の画像は北巽バスターミナルを南側から撮影したものです。


最後は少し移動しまして、本来は「生野区巽中三丁目18」の街区表示板を掲載したかったのですが、自分には見つけられませんでしたので、1番違いの左の街区表示板の画像の「生野区巽中三丁目17」であります。


その1番違いの「生野区巽中三丁目18」の住所に該当するのは巽児童遊園であります。この巽児童遊園は生野区に編入される前の旧巽町役場跡で、遊園入口のすぐ横に左から巽町役場跡の石碑と巽地区の歴史などが書かれた説明板が設置されています。


今回の生野区は区内北部となる東成区との境界線に近鉄鶴橋駅と今里駅、区内東部となる大阪内環状線の真下に大阪メトロ千日前線小路駅、北巽駅、南巽駅の5駅のみで、生野区西側の境界線となる天王寺区が所在地のJR大阪環状線鶴橋駅、桃谷駅、寺田町駅、大阪メトロ千日前線鶴橋駅、区内北部の少し北側にある東成区が所在地の大阪メトロ千日前線・今里筋線今里駅、区内南部の少し南側を走るJR関西本線(大和路線)東部市場前駅(所在地は東住吉区)、平野駅(所在地は平野区)辺りも生活圏によっては最寄り駅として利用されてる方もおられると思いますが、区内の中心部を走る鉄道がないというのが生野区の抱える問題で、大阪メトロ今里筋線の今里駅(東成区)から湯里六丁目まで(東住吉区)の延伸計画も一度凍結されてしまいましたが、昨年の2019年4月より今里筋線延伸予定区間の需要の喚起・創出及び鉄道代替の可能性の検証のための社会実験で「いまざとライナー」の運行が開始されましたので、今後の動向が気になるところであります。特に市内の中心部と南北に走る今里筋と東西に走る勝山通の交差点となる大池橋交差点付近はどの駅に行くにも微妙に遠い地域ですので鉄道空白地帯が改善されることを願うばかりです。


今回も毎度のことながら記事の内容・画像とも粗い感じで申し訳ございませんが、今後もご愛顧のほどよろしくお願い致します。


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