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◇ 賑わう車内 ◇
停留所に行くと結構な人の列となっている。でもバスは少し離れた場所で休む。どうせ他のバスの邪魔になる訳でも無し、サッサと停留所に着ければいいと思うのだが、なぜしないんだろう? 乗客が居ないので写真が撮り易いのは有り難いけど。
乗ってみると70%ほどの結構な着席率で家族連れが多い。平日を別とすると、イオンモール草津行きバス以来の混み具合かな。バスは山手に向かってどんどん進み、ほどなく長閑な光景が広がるようになる。
*近江今津 915-運動公園927-箱館山932-945 マキノ病院前
路線名の由来となった運動公園は、市営の立派な施設で公園と云うより競技場。正式名称は高島市今津総合運動公園。グラウンドが4面に屋内外のテニスコート。屋内ゲートボール場に温水プール、レストランに宿泊設備まである。体験交流センターを併設しているのは賢いかも。それにしても駅周辺に住宅が密集している訳でも無いのに、何でこんなに駅から離れた場所に作るんだろう? (写真はかなり行き過ぎてから撮ったもの)
このノンビリとした光景の平野部から、山に向かって少し入れば駐車場が連続する先にスキー場入口(スキー場はゴンドラで登った山の上)。駐車場はガラガラ。今冬は暖冬だからなぁ。でも停留所付近が雪に覆われている年もあるんだろうなぁ。平野部も雪に覆われていたらさぞかし壮観だろう。そういや「日本海」廃止の年はこのあたりは相当積雪してたはず。近江中庄の撮影ポイントでは膝ぐらいまで積もってたし、と云うか、地面が見えなかったので本当の積雪量は判らなかった。
多くの乗客はこの停留所で降りてしまい、バスはガラガラになった。これらの写真をバス中から撮るのは結構骨が折れる。後部席を左右とも陣取り、進路と光景を勘案しながら左右を行ったり来たりしている。勿論走行中には移動できないので、そのタイミングを取るのも大変。
◇ 何処で乗り継ごう? ◇
“すいてつ” の目的は国境線への乗り継ぎ。マキノ病院前で乗り継げば簡単なのだが、折角なので始発停留所から乗りたい。事前に調べたらマキノ病院前の次の大沼停留所から近江中庄駅までが850m。これが一番近いと思っていたのだが、イザ来てみるとマキノ病院前から歩いた方が近いと判った。マキノ病院で場所を検索するのと、マキノ病院前停留所で場所を検索するのでは、示される地点が異なったようだ。
*マキノ病院前 ~500m~ 近江中庄駅
国境線篇に続く