押上駅(スカイツリー前)【東京都】(東京メトロ半蔵門線、東武スカイツリーライン。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都墨田区中央部の、東京スカイツリー前に位置する東京メトロ半蔵門線と東武スカイツリーライン(線増区間)の境界駅で、特に土休日は東京スカイツリータウンへの行楽客で賑わう
押上駅 (おしあげえき。Oshiage Station 'SKYTREE') です。
 

京成押上線、都営浅草線の押上駅の記事はこちら (2020年4月UP予定)。

 
 
駅名
押上駅 (副駅名:スカイツリー前)
 
所在地
東京都墨田区
 
乗車可能路線
東京メトロ:半蔵門線
東武鉄道:(※)伊勢崎線押上支線【愛称:東武スカイツリーライン】
(※)東武スカイツリーラインの押上~曳舟は別線区間(正式には、とうきょうスカイツリー駅~曳舟駅の線増区間扱い)。
 
隣の駅
東京メトロ半蔵門線(Z 14)
渋谷方……錦糸町駅
 
東武スカイツリーライン(TS 03)
曳舟方・北千住方……曳舟駅 (2020年3月22日UP予定)
 
乗換可能駅
京成電鉄:押上線、都営地下鉄:浅草線【都営浅草線】……押上駅まで徒歩3分
東武鉄道:伊勢崎線【東武スカイツリーライン】……(※)とうきょうスカイツリー駅まで徒歩10分
(※)とうきょうスカイツリー駅は押上駅と同一駅扱い。
 
訪問・撮影時
2019年4月ほか
 
 

東京スカイツリータウンの東側にあるB3出入口です。エレベーターが併設されています。
東京メトロの管理ですが、都営浅草線・京成押上線と出入口を共用しています。
すぐ右側(西)には東京スカイツリータウン(東京スカイツリー、東京ソラマチ、すみだ水族館など)があります。
また、地下の改札階にも東京スカイツリータウンの出入口があり、地上に出なくても移動可能です。
ちなみに半蔵門線と東武スカイツリーラインの押上駅は東京メトロの管理駅で、表示類は東京メトロ仕様です。
 
 

B3出入口前の様子です。北北東を望む。
ロータリーを有する駅前広場が整備されており、バス停留所も併設されています。
また、駅前広場の向こう側には東武スカイツリーラインの線路が左右方向に通っていて、左側には押上駅と同一駅扱いの「とうきょうスカイツリー駅」があります。「とうきょうスカイツリー駅」へは東京スカイツリータウンと東武スカイツリーラインの間にある歩道を西へ約350mの場所にあります(東京スカイツリータウン内を通ってもアクセス可能です)。
左(西)には東京スカイツリータウンがあります。
一方、右(東)は古くからの市街地で再開発ビルもありますが小規模なビルが多いです。
駅から離れると住宅街が広がっています。
 
 

また、上写真右奥には展望台があり、東京スカイツリーを見上げる事ができます。
東京スカイツリーの高さは東京の旧国名「武蔵(むさし)」に因んで634mです。
ちなみに、私はまだ一度も東京スカイツリーに登っていませんw
 
 

B3出入口最寄りの押上方面改札の様子です。地下2階にあります。正面が南になります。
背後にB3出入口と京成押上線・都営浅草線の京成寄り方面改札があり、背後右側には東京スカイツリータウンへの連絡口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、右端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
そして改札口の左側には業平方面改札やB1、B2出入口とを結ぶ地下通路が奥(南)へ延びています。
各ホームとの間は階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターで結ばれています。
また、改札内には売店「ローソン」がありますが改札外には売店・コンビニはありません。
 
 

こちらは押上駅の南口に相当するB1出入口です。北側を望む。
墨田区内を南北に縦貫する四ツ目通りの右側(東側)にB1出入口があり、すぐ先の左側(西側)にB2出入口があります。
この四ツ目通りの地下に押上駅があります。背後(南側)は錦糸町方面です。
正面奥の高層ビルは東京スカイツリーイーストタワーで、その左側に東京スカイツリーがあります。
 
 

B1出入口より南を望む。
中央の道路が四ツ目通りで、地下に半蔵門線が通っています。
正面(南)が錦糸町方面、背後(北)が押上駅です。
周辺は市街地で、小規模なビルや集合住宅が多く立ち並んでいます。
この付近は路地を入っても住宅は多くなく、中小企業などの事業所が多数立地しています。
 
 

こちらはB1、B2出入口最寄りの業平方面改札の様子です。
地下2階にあります。正面が北になります。背後(南)にB1、B2出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、左端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。
そして改札口の右側には押上方面改札やB3出入口、京成押上線・都営浅草線の押上駅や東京スカイツリー方面とを結ぶ地下通路が奥(北)へ延びています。
改札内コンコースは押上方面改札側と共用で、正面奥に押上方面改札があります。
 
 

壁面に取り付けられている駅名標です。東京メトロ管理駅なのでメトロ仕様のデザインです。
駅ナンバリングは半蔵門線と東武スカイツリーラインで別個に設定されています。
半蔵門線は「Z 14」で、東武スカイツリーラインは「TS 03」です。
ちなみに東武は「TS 02」が本線の「とうきょうスカイツリー駅」、「TS 04」が曳舟駅で、「とうきょうスカイツリー駅」と当駅で駅番号が異なります。
副駅名の「スカイツリー前」も併記されています。
 
 

押上駅は島式ホーム2面4線の地下構造で、南北方向にホームが延びています。地下3階にホームがあります。
10両対応で、2019年4月時点でホームドアは設置されていません。
 
右から、
1番線(半蔵門線渋谷方面。東武線からの直通列車が使用)、
2番線(半蔵門線渋谷方面。当駅始発・終着列車が使用)、
3番線(半蔵門線渋谷方面。当駅始発・終着列車が使用)、
4番線(東武線曳舟・東武動物公園方面。半蔵門線からの直通列車が使用)、
の順です。
 
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は曳舟方・東武動物公園方を望む。
 
 

2番線より半蔵門線・渋谷方を望む。
左が2番線、右が3番線です。渡り線があり、当駅での折り返しに対応しています。
この先、四ツ目通りの地下を南へ走り、JR総武線快速、中央総武線各駅停車との乗換駅である錦糸町駅へと至ります。
 
 

3番線より終端方・曳舟方を望む。
両端の1・4番線は東武スカイツリーラインの曳舟駅に通じていて、写真の2・3番線(右が2番線、左が3番線)は右へ少しカーブした先で行き止まりになっています。2・3番線は亀戸・松戸方面へ延伸可能な構造になっていますが、延伸の目途は立っていません。
また、1・4番線はこの先右へカーブして浅草から地上を走る東武スカイツリーラインの線路敷地下を進みます。そして左へカーブすると地上線の上下線間で地上に出て一気に高架区間になり、曳舟駅へと至ります。尚、押上駅から東武スカイツリーラインに直通する電車は曳舟駅~北千住駅をノンストップで走ります。途中の駅へ行かれる際は曳舟駅で普通に乗り換える必要がありますのでご注意下さい。
 
 
あとがき
私が東京メトロ・東武スカイツリーラインの押上駅で下車(乗車)したのは少なくとも2009年、2012年、2019年2回の4度はあります。2009年と2012年は他路線との乗換や東京スカイツリー見物のために下車しました。そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。春に訪問しましたが、1度目に撮影不十分な点があったため夏にリベンジ訪問しました。駅は2面4線と規模が大きかったです。また、駅前には東京スカイツリーが鎮座しており、下から見上げると首が痛くなりましたww そして訪問日は全て休日だったので人だらけでした。
 
以下は新宿、大阪からの押上駅までの行き方です。東京スカイツリーへの行き方も同じです。
新宿駅からですとJR中央・総武緩行線東行に乗り錦糸町駅下車(御茶ノ水駅までは中央線快速も乗車可能)。そして東京メトロ半蔵門線の押上方面行きに乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車、横須賀線~総武快速線の千葉方面電車に乗り換えて錦糸町駅で下車します。そして東京メトロ半蔵門線の押上方面行きに乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前に売店・コンビニが複数あります。飲食店も駅前や「東京スカイツリータウン」内にチェーン店を含めて多数ありますが、土休日は混雑も予想されますので時間に余裕を持ってお食事される方が良いでしょう。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
東京メトロ半蔵門線、東武スカイツリーライン(線増区間)を乗り鉄される際は、ぜひ一度は押上駅でも途中下車されてみて下さい!
また、東京スカイツリーへお出かけの際は、ぜひ押上駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)