一足早い700系惜別撮影&乗車 | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

この間の3連休は東海道新幹線から勇退する700系を楽しんだ。22日は京都鉄道博物館へ。この日の目的はキハ81の車内公開とキハ185「志国高知 幕末維新号」の展示だが、ちょうど午後に700系B編成が下り臨時のぞみ339号に充当されていて、通過する姿を展望デッキから撮るのも楽しみだった。JR東海が700系C編成をダイヤ改正以降は廃車にする一方、JR西日本はB編成を一応残す(喫煙席は禁煙にするらしい)というが、最新の時刻表によると改正後は運用する予定はない。波動用と思ったがGWにも運用がなさそう。山陽新幹線での万が一の予備車的位置づけでしばらく残るのだろうが次はいつ営業運転するかわからないし、どのみち東海道新幹線を走るのは今月で最後なので撮影することにした。改正前にラストランではないので記念装飾はないが、「JR700」と青いロゴが先頭車両にあしらわれている特徴的な姿は好きなので撮れてよかった。あとは、なんとか山陽新幹線で走るときに乗る機会があればなぁ。

 

24日はのぞみ315系に乗車。3月8日の同じ筋の列車は「ありがとう東海道新幹線700系のぞみ号」と名付けられ、全席指定となり指定特急券は10時打ちで完売してしまったがこちらは直前まで席に空きがあり一足早いC編成の惜別乗車として乗ることに。空席があるとはいえみんな考えていることは同じで、客層は700系に惜別乗車することが目的の乗りテツばっかり。ここで乗車前に名古屋駅ホーム売店でかった「ありがとう東海道新幹線700系記念弁当」を食べるが、事前にJRCPのプレスリリースで知らされていたと言えやはり「東海道新幹線弁当」と同じ内容…。(その弁当も、もとをただせば「東海道新幹線50周年記念弁当」がベースだが)20年前の復刻はやはりして中身まで忠実にしてほしかったなぁ。しかしJRCPの弁当はこの頃すっかりたべていないので、これはこれで個人的に新鮮な味わいだった。(味は…値段を考えると可もなく不可もなく平均点かな)やはりN700系より窓が大きいのは景色を一層楽しめていい。日本の列車で、少なくともサンライズの個室寝台以外で喫煙ルームでない客室で喫煙するのは最後ということで景色を眺めながら一服。個人的な話だが、春からは公共施設喫煙への規制がさらに強化されることもあるし自分もこの列車の乗車を持って「卒煙」することにした。そして終点新大阪に到着。ホームは撮り鉄がいっぱいで、来月8日のラストランの式典の時は激パ状態になるのでは?ここで700系C編成の惜別乗車は終わった。