(209系並び@中原車両センター2009.04.09)

209系はJR東日本初設計の通勤電車として1992年に試作車、翌年から京浜東北線の置き換え用として登場し、増備途中に南武線の増発用として、1993年と1本目1997年に2本目が増備され、2009年まで205系と共に活躍していた。

 

2009年6月より京浜東北線を走っていた209系4本が機器更新した後、増発用(3本)で転入して最大6本体制になるが、実はこの2本目の「ナハ63編成」(2009年7月13日初運用)は、増発用では無く置き換え用だった。

写真を見て貰うとわかるが、運行番号表示がアナログ製で、後年はでじデジタルだった。

 

2009年9月4日にデジタル表示になるが、このデジタル運行番号表示がどこから持ってきたのか・・・。

 

新製導入された「ナハ1編成」だった。

これは運用離脱意味し、ショックだったのを覚えています。209系が209系初期車を置き換えたのです。

今回は、そんなナハ1編成の模型のお話。

 

【TOMIX】JR 209-0系通勤電車(南武線)<92794>

209系の模型としては、2007年7月に発売され、友人の友人から2008年8月に譲り受け入線している。

2010年の時点で、室内灯が付かない事例が発生、原因はウエイトの錆びでした。

 

2011年に白色LED化を行っています。

このときはチップ抵抗じゃなかった時代ですね。

 

 

同時に内装も追加。

じつは通勤電車の方が、内装は目立ちます。

 

しかし7年走行させていなかっただけ有り、いくつかの不具合が出る。

●動力の通電不良

製造時期が2007年製、しかもM9モーター不調が続発した一番悪い時期・・・いやな予感がする。

 

車輪清掃したところ、なんとか走るが「空転発生」で坂を登らない。

しかたないので「ゴムタイヤ交換」(JG04)するが、それでも調子悪い。

 

結局、動力のオーバーホールを行うことに。

しかし組んだ後に問題が発生。

 

「キュルキュルキュル」という異音が発生、ボディーを外した状態では出ない。

モーター自体は絶好調なので、台車かシャフトで起きているっぽい。後日部品を取り寄せます。

 

それと、片側のクハのみ点灯しない・・・。まぁこれは「ウエイトの錆び」と予想は付く。

この頃はメッキでは無いので、たびたび発生する事案で、これは持病みたいな物。TOMIXのメンテナンスには、これも追加される。(くすんでいる程度ですが、「白さび」と言う物発生しています)

逆に言うと「ライト不点灯」と言う理由で、程度の良い中古が手に入りやすいのも事実だし。

 

昔はヤスリで削ったり、ピカールで磨いたり、ルーターで削ったりしていましたが時間が掛かるため、最近はコレ。

「クレンザーでこする」

100斤で売っているブラシで良いです。これだと1個5分程度で復活。

 

右が磨いた物なんですが、あまり差が無いですね。

 

通電確認・・・OKなようですね。

 

組み立てもちょっと面倒なんですが、コレで完了。

 

駆動系の異音は出ていますが、それ以外はOKみたいです。

たぶん台車交換かな・・・。

 

今回ちょっと手間が掛かっちゃっていますが、7年動かしていなかったし、このセットも15番目の入線と結構古い部類ですので、しかたない部分もありますね。

 

なんだかんだ言っても結構好きだった「209系」でしたので、大事にしたいのは確かです。

実車の思いでは、川崎から立川まで座っていこうと思い、一本見送って乗ったのですが、中原で車両交換食らって、残りが立ちだったことですかね。まぁガラガラで乗車率200%表示とかしていて、それも不具合案件だったらしいんで・・・。

 

以上、「思い出のナハ1編成」でした。

 

(鶴テシ15/交検2020.02.25)

 

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