私鉄でも終焉を迎える列車もあります。それは近鉄の鮮魚列車です。
三重県の漁港へ早朝に揚がった海の幸を奈良や大阪へ運ぶ行商人のために専用列車(宇治山田から大阪上本町、夕刻は大阪上本町から松坂)が運転されています。それが鮮魚列車ですが3月ダイヤ改正で56年の幕を閉じます。
改正後は旅客列車の最後尾車両を鮮魚運搬車両(貸切)とし、その車体には伊勢志摩の魚介類を描いたラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」になるようです。
昨年に朝の鮮魚列車を撮影していたので、夕刻の鮮魚列車を撮影するため大阪上本町駅に向かいました。
↓準急が出発したあと、鶴橋方面を見ると既に鮮魚列車が信号待ち。
↓運用中に行先板もない姿を見ることができるのはこの時だけなので貴重な撮影となりました。
先頭車の撮影です。
こちらの行先幕は故障していません。
↓こちらは出発する鮮魚列車の動画です。
あと1か月弱で終焉を迎え、一つの時代が終わろうとしております。
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