1974(昭和49)年4月25日国鉄ダイヤ改正で、「二段ハネ」25形が関西ブルートレインにてデビューしました。
当時B寝台の二段化は画期的と言われましたが、程なく国鉄の度重なる運賃・料金値上げで、セキュリティのない開放B寝台は高額感を拭えなくなりました。
高速バスとの競争に負け、残念ながら二段ハネで組成された夜行列車は「存在すら知らない」人もいらしたようです。
それでも「北斗星」では中核となった二段ハネ。
25形は散り散りになり、一部は北海道で一生を終えるとは当時予想出来ませんでした。
オハネフ25 12[東オク]
2013.8.20 尾久
「北斗星」廃止後、開放B寝台は営業規則から削除され、最後のB寝台車となりました。