平成4年の年末、18きっぷで再び関西方面です。
この時は、1月に乗り残した路線の乗りつぶしがメインでした。
12月29日の臨時大垣夜行9375M(165系)で出発、翌30日は、名古屋→亀山→多気→新宮→御坊→和歌山→王寺→天王寺→鳳→東羽衣→鳳→和歌山→(バス)→南海和歌山市駅→(徒歩)→和歌山市→天王寺→大阪
赤字の多気~新宮は特急南紀1号、新宮~御坊は特急くろしお14号を利用しています。
鳳~東羽衣のクモハ123にも乗車し、これで当時の関西エリアは完乗となりました。
大阪で22時をまわり、さてどうしようか・・・となり、福知山線乗車を兼ねて、鳥取まで遠征して因美線に乗ろうということで、705レ急行だいせんに乗車します。
で、鳥取で降りるはずが、寝過ごして赤碕まで行ってしまい、車掌さんに事情を話すと誤乗扱いにしていただきました。
31日は赤崎から鳥取まで快速3420レに乗車します。
で、これが、赤碕駅からスタートの18きっぷです。
赤碕駅は業務委託駅で、早朝は無人の為、3420レの車内で車掌さんに日付を入れてもらいます。
鳥取駅で、朝食の駅弁を買い、普通列車に乗ろうかと時刻表を見ると、急行砂丘の文字が・・・、乗っちゃいます。
18きっぷでは、一部の例外を除いて、特急・急行は利用できませんので、別途乗車券を購入します。
上道(じょうとう)駅の頭に(陽)と入っていますが、同じ漢字の駅が境線にあるので、区別するために入っています。
ちなみに、境線のほうは、「あがりみち」と読みます。
で、これが自由席急行券です。ちなみに、岡山方が自由席車でした。
鳥取駅に停車ちうの、601D急行砂丘1号です。
5両編成のオール国鉄色です。
右端に写っているのは、赤碕から乗って来た快速3420レだと思われます。
発車して、次駅の津ノ井駅を通過するあたりで、駅弁をひろげ、「いただきまぁ~す」と口にしたとたん、「ドスンッ!」と車体側面に衝撃音が・・・。
忘れていました、当時因美線の鳥取~東津山間は通標閉塞で、衝撃音は通過駅でタブレットを受け取った際、タマが車体に当たった音でした。
さらに、通過駅でのタブレット授受を写真に残しておこうと思ったのが遅かった・・・。
気付いたら、東津山でした。
というわけで、東津山駅で撮った写真です。
高野~東津山の通標は△です。
ホーム上の受け器が迫ってきます。
あっちゃ~、肝心の受けた瞬間が撮れていない・・・。
今のデジイチなら、モータドライブ唸らせてたんだけどなぁ~。
で、岡山駅に着いて、ちょっと撮り鉄・・・、まずは瀬戸大橋線の快速マリンライナーです。
右側は、山陽本線の115系湘南色です。
117系快速 サンライナーです。
ちょっとピントが甘いですが、新旧振り子が並びました。
左381系特急やくも、右2000系特急南風です。
で、乗って来た砂丘1号です。
色々調べてみると、この年の秋頃から、リニューアル化工事が始まり、それに合わせて塗装も、白とエメラルドグリーンを基調としたいわゆる「砂丘色」に変更されていました。
そんななか、オール国鉄色というのは、運が良かったかもしれません。
で、岡山からは、岡山→宇野→茶屋町→岡山→姫路→和田山→福知山→園部→京都→米原→大垣と乗り継ぎ、340Mで東京に戻ります。
そうそう、宇野~茶屋町では、クモニ83005を改造したクモハ84001に乗り、久々に高速吊り掛けサウンドを楽しみました。
クモハ84の写真撮ってなかったかなぁ・・・。まぁ見つかったらアップしたいと思います。
今考えると、岡山から折り返して、美作河井駅あたりで下車して、急行砂丘の通過シーンを見るというのもありだったなぁ~・・・。
そういえば、北海道でも急行天北がタブレット授受やってたんだよなぁ~、それも晩年は、窓の開くキハ400系で・・・、何故乗らなかったんだろう・・・。
撮り鉄のみならず、乗り鉄でも反省の多い私です。