東海道本線 小田原~根府川 日帰りの旅③ | ゆうとの鉄道ブログ

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ボストンバックとカメラを片手に
寝台列車に飛び乗った
遠い昔に 一度忘れた夢
深夜の汽笛

行き先も無い 終着駅も無い
夜明けさえ来ないなら

このまま乗っているつもりだ

2020/02/01 東京から小田原→根府川、毎年恒例の初詣へ東海道本線185系特急踊り子号乗車、小田原の海鮮と温泉、海の見える駅を満喫した日帰り旅を掲載しています。
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新型コロナウイルス、、、、、

怖いですねえY(>_<、)Y

いつまで続くんでしょうか、、、、

少し前までは国外から入った方が感染しているという

イメージだったが、もう国内で人か人へと日を追うごとに

毎日増加、、、。

これはやばいでしょうねえ、、、。

僕はもともと毎年冬の時期は、インフルなどの感染予防で

ほぼ毎日マスク着用しているんだけど、、、、、。

今、、、手に入らないですよね( ̄□ ̄;) 

いつも多めに買っていたので、ある程度の在庫はあるけど

それでもこの先売られないんじゃいつかはやばいねえ。

昨日、東京は新宿区の大きなビルへ仕事で行ったんだけど

驚いたのはマスクしていない人が多いこと、、、、。

まあ、売ってないから仕方ないんかなあ。

ウイルスがどんどん広がる中、マスクが何処にも売っていない。

こんな負の連鎖じゃあっというまに国内で広まるんだろうな。

もう今はどこにも出かけたくない気分ですよ。


という事で前回の続きから。


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小田原駅西口から近い天史朗寿司さんで美味しいランチの後、再び小田原駅へやってきたのはpm14:20。



ここから我々はpm14:26発の東海道本線普通列車の下り熱海行き1559Eに乗車します。



初詣を兼ねた毎年恒例行事となっているこの時期の小田原で、我々は鉄道を使ってここから南へ行くのは多分これが初じゃないかあ。



と言っても、、、乗車は小田原からたった二駅のみ。海沿いの素敵な駅でE231系を降りる。



ここは小田原から二駅目の根府川駅。海の見える駅として名高く、東海道本線(支線を除く)で唯一の無人駅だ。



最初はこの駅から行ける海鮮屋のさんのランチも考えて、駅を調べていたらどうしても来てみたい気持ちが強くなった。



なので、駅だけを楽しむ目的で来てみたんだ。お、、、さっそく上りの特急踊り子が通過する。



ピンボケで見にくいが、モハ185-1と見えるね。



モハ185形0番代のトップナンバー、これはA1編成ですかね。通過する185系もまたイイね。



お隣の駅、早川~根府川間には石橋鉄橋という東海道本線を撮るならここでしょ、って定番なスポットがあるが、歩きではとても無理そうなので今回は断念。



この駅はホームは崖の下、駅舎は崖の上と高度差が大きく、ホームから上った跨線橋と同じ高さに木造瓦葺の駅舎がある。



この通路の突き当りが改札だろうな、、、あれ、この駅には1番線が存在しないようだ。そう、この時初めて訪れた僕にはこの駅の悲しい過去を知る由もなかったのだ。



さて、跨線橋の窓から素晴らしく美しい相模湾の眺望に出会える。こんな素晴らしい駅が東京から1時間ちょいの場所にあったなんて、、、、こみ上げる感動が半端なかった。



1922年(大正11年)に開業した古い歴史を持つ根府川駅の駅舎。この木造の雰囲気がとても素敵だ。



関東の駅百選認定駅でもあり、2017年にJR東日本設立30周年記念の一環として、地域の住民の方との共同作業により海とよく似あう薄水色に塗り替えられたそうだ。



駅舎入り口のすぐ横から、見事なまでに美しい海の風景が見える:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



貨物列車が通過するその向こうには水平線が綺麗だ。



駅構内に入らずも、この位置からでも充分に美しい写真が撮れるね。



駅舎前には大きな桜の木が植えられているので、春には桜と海の美しい風景に出会えそうだ。桜の時期に僕はきっとまたここへ来るんだろうな(笑)



さて、駅前だけを散策してまた駅へ入ってみる。改札を入ってすぐのところにあったこの慰霊碑が気になった。関東大震災って、、、、。



後から調べたことなんだけど、1923年(大正12年)の関東大震災で発生した土砂流によりこの駅に進入中の真鶴行き下り列車6両が駅舎、ホームもろとも海中に投げ出され、乗客約110名とホームに居た約20名の合計約130名が犠牲になられたという根府川駅列車転落事故の慰霊碑だという。



関東大震災が原因となって引き起こされた列車事故のうち、最悪の被害を出した事故とされ、この駅に1番線がない理由は、山側の1番線こそが土砂流に巻き込まれ流されたということだそうだ。



このブログを書くために、この美しい駅からはおよそ想像もつかない悲しい記事を目にしなければならなかったのは本当に辛い事だが、だからこそこの駅自体が辛い過去を乗り越えるために輝いているのかもしれない。98年も前のことだが、心よりご冥福をお祈りしたい。



さて、ホームに戻り美しい駅の景色を満喫しよう。



ところでこの駅には至る所に駅名標があるのが目に付く。これなんかはかなり見上げる位置にあり、この駅名標を見るにはもう美しい空しか見えない、、、あ、、これ、それ狙ってますね(笑)



海側の4番線のさらに国道側はフェンスで遮断されおり、旅客扱いされていない保線用だろうか少しだけ線路が存在する。



4番線ホームを北側の東京方面へと歩いてみた。駅前から繋がる道路とホームが交差するあたりから相模湾の絶景がひらけて美しい。



せっかくなのでホームの端まで行ってみることに。



だけどホームの先端はかなり細くなっているので列車通過中はかなり危険だ。



しかしここからの眺めは最高だ( ̄▽+ ̄*) なんといってもこの海と空と、、、、そして写真ではわからない海風の香りが最高。あ、この辺りの写真は全てiPhone11Proで撮影しています。



わざと隠しているわけではないが、、、、ここには「列車撮影禁止」のプレートがあった。そりゃあここでこの4番線に入線してくる列車を撮影したらかなり危険だ。



なので我々は時刻表と通過列車の時刻まで調べて、列車の来ない時間帯に撮影しています。



少し戻った位置から2番線の上り列車を撮影。しかし似合うねえ~この海沿いの駅の景色とE231系の湘南色。



さて、ホームの東京方面の先端から跨線橋の階段まで戻ると、何となくだが不思議な光景。



それはこの駅名標と椅子の位置。こんなに長いホームなのになんでこんなに階段のすぐの位置に椅子が、、、、まあ階段か椅子かが別々のタイミングで作られたんだろうな。



そして今後は山側の2番線を見てみる。確かに山側には、そこに1番線があった形跡と以前使われていたホームらしきものが見える。



そこへ東京方面から4番線を貨物列車が通過する。型式プレートがよく見えないが、JR貨物のEF66の100番台だろうか。



もはやこの素敵な海の見える駅は、貨物列車の通過でさえ絵になる。



さらには2番線を上りの185系、特急踊り子が通過する。3月14日のダイヤ改正でリニューアル車両のE257系に順次置き換えらてゆく185系、、、もう見納めなのかなあ( ̄_ ̄ i)





さてさて、小田原~根府川 日帰りの旅、

またも長く連載していますが、、、、、

実はこれで終わりではなく、

ここからまた小田原へ戻り、こんどはまた小田原の街を

満喫します。


旅はあと一回だけ続きます。