駅舎で焚き火はアウトです 長崎の駅をぐるり7 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

小長井駅の次は長里駅です。

背後に見える山々は多良岳とその周囲の山々です。
この多良岳に遮られ、長崎本線は東側の有明海沿いををぐるっと周ることになりました。
そのため長崎新幹線のルートからは外れてしまったのでしょう。
 
長里駅の駅名標なのですが、せっかくの駅イラストは時刻表に隠れてしまっています。
ホームのほかの場所には時刻表を貼る場所がなかったのでしょうか?
利用者にとっては便利かもしれないですが…
 
構内です。
島式の1面2線の構内。
実は、こちらの駅、JR九州となったあとの平成2年の開業です。
単線のこの区間で、元々この場所に信号場があったのかどうか分かりませんが、新駅で交換設備を設置したのは、JR九州にしてはよくやったと思います。
 
当時は高速バスに対抗するために、特急を増発している時期でしたから、交換設備の確保は必須条件だったのかもしれません。
 
そんな長里駅には駅舎もあります。
こちらです。ちょっと立地場所が変わっています。
この写真、駅前広場から撮った訳ではありません。
ホームから撮影しました。
 
長里駅の駅舎は、長崎本線と併走する狭い道路の向こう側にあるのです。
 
まあ、駅舎を建てる場所がなかったのでしょうが、駅舎があるだけでも良いと思いますよ。
 
その駅舎には、ホームからこの狭い階段を降りて向かいます。
元々、長里駅があった部分は築堤上になっていて、こうやって
ホームから下ると、築堤下のトンネル状の道路に出ることができます。
 
駅の全景をサイドから眺めて見ました。
左が駅舎、中央に築堤上の構内、右下に、ホームから下ると出てくるトンネル状の道路です。
 
ところで、訪問したときは、この駅舎が本当に駅舎なのか半信半疑でした。
もしかしたら公民館とか?
 
で、駅舎に入ってみたら…
ちゃんと時刻表がありました。
駅舎だったんですね。
 
ただ駅舎の中は殺風景で、事務室のような部屋には、祭りで使うような大太鼓などが置かれていましたから、地区の倉庫としても使われているのかもしれないですね。
 
いまどき、ローカル線の新しい駅で、駅機能だけの建物のほうが珍しいですから。
ということでこの駅舎も、きっと地元負担で建設されたのではないかと予想しています。
 
ところで今回のブログのタイトルになっている写真がこちら…
火事になったらどうするんですか!この程度でも犯罪にあたりそうですよ。
せっかく駅ができて駅舎も建てられたのですから大切にしていただきたいと思います。
 
(平成16年3月訪問)

 

龍長崎の駅をぐるり龍

 

-1- スタートは佐賀県内から