こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、ED75 115が入線しました。

 

各社製品設定の無い機番かと思いますが、KATOから再販された品番3075-1 ED75 1000番台前期型からの改造車です。所定の1000番台は既に沢山居るので発売の無い一般型へ..改造しました。

 

先日注文していた2両が到着しました。今回このうちの1両を改造しています。

 

早速黒いライト基板を外し、青いDCC基板DN-163K4aを載せます。先日のEF64 1000基板交換で捻出したものを使用、ボディー裏側の基板が干渉する部分は削りを入れています。

DCC-IDは”7115”に設定しました。ED75は0番台、700番台、1000番台と1~4桁まで豊富な機番設定が必要ですがDCCのIDは4桁まで。そこで通常形式識別子を前2桁(DD51なら"51")とするところ、"7"の1桁のみとし、残り3桁で機番を連想するように設定しています。これだと実は"EF71 15"が入線すると被っちゃうんですが(笑)、そこはダブらないようにやりくりして機番設定しています。

 

さて、一般型への改造は、ジャンパ栓の多い1000番台のカプラーパーツは使用せず..

予め購入していた3075-3 700番台のAssyパーツを加工して交換します。今回はエアホースも再現、表現されていたコック部分を一部削って、TOMIXの品番PZ-001、銀河モデルのN-105パーツを使用します。連結器右脇に空けた0.4mmの穴に銀河モデル(根元が真鍮色)を、その右0.5mm穴2か所にTOMIXのエアホースを差し込みます。

これら穴の上、KE77ジャンパ栓は、KATOの700番台製品では両側”開”表現で開放栓ケーブルが付きますが、一般型の1End側(カプラーセット”A”側)にはボディーに開放栓が無い~撤去跡あり なので、この部分を削り、別パーツから切り出したジャンパ栓(写真右)を上から貼付けて”閉”状態を表現します。

 

右が115号機の1End側、左は未加工の製品そのままです。だいぶ雰囲気が変わりました。

連結器左のKE3ジャンパ栓ケーブルは0.43mm?位のエナメル線で表現しました。

また、ボディー下部のKE77開放栓受をカットし、実車同様撤去跡に”蓋”をしています。

 

この開放栓撤去跡の”蓋”ですが、なるべく薄く表現したかったので、これを使ってみました。0.1mmプラペーパー、丸めて撮影していますが本当に紙のような雰囲気です。これを1.5mm四方程度に切り出して、削った跡に貼り付けています。ちょっとオーバーサイズのような気もしますが、製品のジャンパ栓表現がこの大きさだったので..

 

2End側はKE77開放栓ケーブルが付き、エアホースの位置が変わります。ジャンパ栓削りが無い分作業は少ないですが、これでもオリジナルの製品からはだいぶ変わっています。

 

パンタグラフ、高圧機器等はシルバーのペイントマーカー塗料を筆塗りしています。ムラは多少出ますが全検上がりのテカテカシルバーを表現するにはこれが最適かと。パンタグラフの空気ガイ管には白を差しています。KATO製品、かなりしっかり屋根を表現されていますが、意外と色入れする箇所は多いです。

 

最後にナンバープレートですが沢山導入して余っていたものを使用、1000番台は切抜き文字を削らなければいけないので、700番台の文字を消して使用しました。

 

レボリューションファクトリーのインレタを使用、1000番台1015号機の"0"の部分を抜いて転写です。

転写後はクリアーを筆塗りしています。

 

こうして一般型に改造した115号機、コンテナ貨物を牽引して試運転中です。ナンバープレートなど一部商品到着前から準備していたので、1両は早期の入線となりました。それでも細かい作業で目がチラチラです(笑)。さて、もう1両はどうしようかな?

 

同様にED75 136へ改造した記事を以前Upしましたが、今回は詳しめに書いてみました。エアホース表現やインレタナンバーなど、異なっているところもあります。

→ KATO ED75 1000の一般型化改造

 

以上Nゲージ鉄道模型 ED75 115改造入線の話、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)