いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】オリエント急行を作る7(プルマン4158)

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/22/224102

エラー対応品のオリエント急行のボディを格安で手に入れたことをキッカケに軽い気持ちで始めたオリエント急行作りですが、だんだん後には引けない感じになってきました。

数百円で買ったのは、標準的な寝台車のボディのみ。両端の控車をなんとかでっちあげましたが、やはりオリエント急行らしい華のある車両が欲しくなります。しかし高価なカトー製品のセットを切るなんてことはできません。

そんな時、箱根のラリック美術館にかつて日本を走った食堂車が保存されており、カトーからもお土産として単品販売されていることを知りました。
オークションで探してもなかなかの高値。
一両くらいなら新品購入も、、、と思いましたが、それもなかなか出会えません。

そんな時にたまたま伺った土浦のキハモハさんで買うことができました!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kihamoha/serviceindex1.html


それにしても溜息が出るほどの素晴らしい出来です。。。

これに刃を入れるなんてことが許されるのか、、、

子供の頃、カトー製の北斗星だけが装備していたランプシェード点灯ギミックにどれだけ憧れたことか。これを超える工芸品のような製品が手元にあるのです。

しばらくは切らずに堪能して、他の車両の目処がついたら切ることにしました。


ボディを外します。


パソコンの画面で写真を切り繋いでイメージを膨らませます。
車端から最初の窓まで30ミリあります。これをつないだだけで60ミリです。
中央の金の枠がない窓とその下に輝くエンブレムを重視すると窓は3個にしたくなります。が、それ以上にドア横の楕円形の窓は他の車両にない重要な意匠です。結局そちらを優先すると、窓は2つあります、その真ん中にエンブレムがあるというアレンジにしました。


バラバラにされた車体。もう後戻りできません。


両端から窓一つ分を残し、わずかに隙間を確保してつなげます。これでも全長62ミリくらいになってしまいました。腰板を切り取り、エンブレム部分を挟み込みます。


控車、寝台車、そして豪華な食堂車。白い塗装も相まって、豪華列車っぽくなってきました。


下回りをバラすとこんな感じです。
素直に短くすればランプシェード点灯を温存できるかも知れません。


まず走りに直結する床板と台車を短くします。台車はプラのはめ込み式ですが、集電板が床板上に並行に配置された集電レールに確実に接してくれ、それでいて回転が重くなりません。これをBトレで自作しようとすると、なかなか上手くいかないのです。


集電レールを短くして中央を両面テープで仮留めしつつ配置します。


室内表現パーツのLED直後のところと、テーブル2つ分を直結させました。室内パーツは片方の端を製品通りの床板ツメに引っ掛け、反対側はプラ片を上から押さえ込むような形で接着しました。


できました。
カプラーは純正のアーノルドを外し、ポケットの先にカトーカプラーを直接接着しました。強度が心配ではあります。


ついでに控車2両も少しディテールアップしました。



だいぶ編成が充実してきました。
最初に3Dプリンタで作った寝台車の屋根が、食堂車よりも高すぎるので修正したいところです。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/26/090655

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