公園の片隅に眠る川崎唯一の残存車両
こんにちは。せっかくの連休なのに時期的に悪いのとモタモタしてたら、細かい用事が入ってしまって散歩以外はどこにもいけないトホホな連休になりそうです。
市電を見たあと、まだ時間があったので頑張ればいけると鶴見線で「浜川崎」へ。
以前「川崎市電とトロリーバスの唯一の残存車両」に
書いた、市電の生き残りを見に産業道路を東京方面に。
住宅街にある「桜川公園」に市電の電車があるというので。
横浜には市電があったのは、知ってましたが川崎にも
走っていたなんて最近まで知りませんので驚きでした。
こちらも痕跡はまったくないのですが、浜川崎駅から
産業道路に出る交差点から始まってる「市電通り」に
走っていたらしいです。他にどこの区間かわかりませんが、
トロリーバスも走ってとか。
1両だけ残ってる電車は、向かっている桜川公園に
静態保存されてますが、絶滅したと思われたトロリーバスの
1台がブロガーさんが田園都市線の高津駅近くの二ヶ領用水そばの
二子塚公園に置いてあるというのを教えてくれたので
後日訪ねました。
話は戻って産業道路になんのためにあるのかわからない
グリーンベルトがあります。
そこが市電の路盤跡といわれています。
整備はされておらず林と藪って感じですが、ところどころ
隅にある柵が形から鉄道用と思われます。
休日にもかかわらず交通量の多い、産業道路。
高架の鉄道は東海道貨物線で、
時々長編成の貨物列車が走ってきました。
そんな道を歩くこと20分。そこから住宅地に入るところに
「桜川公園」があり、片隅に柵をされて置いてありました。
野ざらしにしては整備されていて思ったほど痛みはありません。
ホームらしき感じになていたので以前は中に入れたのかも。
たった1両(わかるものだけ)の貴重な車両です。
柵には説明板もありました。
そして、川崎市電のことを調べていくと驚きの事実が。
なんと、京急大師線が今の終点より1駅先まで続いており、
そこで市電と連絡。先ほどのグリーンベルトから
工場の方まで回って、市電通りで駅の方に向かっていたと。
一方、トロリーバスはどこを走っていたかわかりません。
現在の姿は保存というより、「公園に置いてある」感じ。
一応屋根みたいなものがありますが、説明もなく
おそらくほとんど知られてないのではと思われます。
こちらも貴重なクルマなのに残念な姿なので、
なんとかしてもらいたいと思いました。
東京近郊の都電・市電シリーズは今回で終わりです。
いずれも、マニアな方から市の資料までネットで
調べられますので興味のある方は。
今回も読んでいただきありがとうございます。