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KATOのHO(16番)キハ81が再生産され、入線しました。

前回の初生産は早々と市場から売り切れ、今回の再生産となりました。しかし、再生産分も人気があるようです。お求めの方は、お早めに・・・

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私は先日、16番に復帰したばかりなのですが、このキハ81というのは、子供の頃から弁天町の交通科学館で見てきた馴染みの形式、さらには父親の故郷の和歌山を「くろしお」として走っていたとあって、見逃せない形式でした。

初生産の時は、まだ16番に手を出していなかったので、購入はしませんでしたが、今回の発表は飛びつくように予約を入れてしまいました。

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その縮尺の大きさゆえに、手すり等の取り付けパーツも多くあります。時間と気持ちが付いてくる時に、まったり作業するのが良いです。焦ると、パーツをどこかに飛ばして泣き寝入り・・・ということになりかねませんので。

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・・・が、イラストは一方向からの説明のみなので、いまいちわかりづらい部分もあります。これは、前回のキハ58の時もそうでしたが、改善をお願いしたいところです。

なので

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手持ちのNゲージ「TOMIX キハ81 くろしお」用のキハ81に登場願いました。これなら、イラストよりもわかりやすいです。特に、常磐無線アンテナ跡のパーツ、アンテナ配線の構造が見ながらわかるので、イラストよりも明解でした。

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のんびり、順番にパーツを取り付けました。常磐無線アンテナ跡のパーツは、一番最初に取り付けた方が楽のようでした(私はベンチレーターを取り付けた後にアンテナパーツを付けて、ちょっとやりにくかったです)。

また、ワイパーは取付ても、非常に外れやすいです。しかも、予備パーツがありません。私は一度、ピンセットを強く握り過ぎてどこかに飛ばしてしまい、10分ほど途方にくれていました(苦笑)まぁ、KATOの製品なのでASSYパーツに頼ればいいのですが、一度始めた作業が途中で中断されるのは、精神上あまりよろしくありませんので・・・結果、探し回って何とか見つかりました。歳のせいもあってか、一度パーツを飛ばして目で追えなくなってしまうと、辛いですね・・・

そして、付けても外れやすいワイパーは、ごく少量のゴム系接着剤で固定することをお勧めします。ワイパーは動かせなくなりますが、接着剤を付けていない状態では、車両を眺める際に車体を回転させただけで外れてしまいました。その為、接着剤で固定。キハ81のワイパーは、非常に心臓に悪いパーツでもあります。

JNRマークは立体的に表現されていて、Nゲージではできない業です。

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そして、車番は元交通科学館、現在は京都鉄道博物館に保存されている、唯一のキハ81である3番を選びました。収録されている番号は1・2・4・6番ですが、インレタをバラバラに転写して作りました。

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妻面の検査表記等のインレタは、省略しようかと思いましたが・・・せっかくなので、頑張ってみました。

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全てのパーツやインレタを一通り取り付けてしまえば、そのスケールの重厚感もあって、眺めているだけで楽しい模型です。

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カプラーカバーは後からでも取付、取り外しができます。DSCN3850


「くろしお」で使われたキハ81は、カプラーカバーは使われませんでしたが、私はこのパーツも結構気に入っておりまして、あまり史実にこだわり過ぎずに楽しむのが、鉄道模型としての醍醐味かと思っております。

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こうして、我が家にキハ58に続いての16番車両が入線しました。

とはいってもこのキハ81、相棒がいません。KATOは6月にキハ82系統の再生産アナウンスをしていますので、いずれは編成を組んで走らせることが出来ると思いますが、それまで待つか、ネットを使って相棒の車両たちを揃えるか、その資金はどこから出すのか・・・悩ましいところです。

こうやって皆さん、16番ゲージの沼にハマっていくのですね(^^;