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A.C.M.E.のETR500 Frecciarossaです。最近現行仕様が出てしばらく購入するか
迷っていましたが、結局買ってしまいました。この車両よりも新型のETR400
フレッチャロッサミッレも出てましたが、こっちの方が好きなのですよね。
ただ、買ってみて判明したのですが、この製品色々問題がありまして……
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ボディに成型時のバリやゲート跡が残ったまま塗装組み立てされてたり、
台車にランナーが残ってて車輪が干渉して回らなくなってたり、窓ガラスが
上下逆に接着されてたり、色々ありましたが中でも一番酷いのがこのカプラー。
5極のコネクターとフックで連結します。これ自体は外国型、
特にDCC前提のモデルだとよくある話なのですが……
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ただでさえコネクタ同士の差込みが渋くて連結し辛い上に、1,2度連結したら
壊れてしまいました。ピンソケット側は問題なさそうですが、ピンヘッダ側は
外れてピンも歪な形状になってしまっています。試しに外れてしまったピンヘッダを
直接相手車両のピンソケットに差し込もうとしたところ、かなりの固さで
まともに差し込めません。なんとか差し込むと、今度は引き抜くのに苦労します。
これではすぐ壊れるわけです。
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仕方が無いのでコネクタを交換する事に。1.27mmピッチの丸ピンヘッダを
用意してきました。元の角型ピンヘッダよりも若干緩めになりますので、今回の
目的には丁度良さそうです。
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作業自体は外れてしまった元のピンヘッダを切断して新しい丸ピンヘッダを
はんだ付けするだけ。サイズはほぼ同じですが、若干元のピンヘッダよりも
幅が狭いので、隙間にブチルゴムシートを充填しつつカプラー本体へ固定しました。
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結果こんな感じに。こうして拡大して見るとやはり角型ピンヘッダの方が
太すぎに見えます…… 部品の選定間違えてるのかもしれませんねぇ。

とりあえずこれで連結解放がスムーズになりました。
海外メーカーの製品は品質に問題がある事も多く、ある程度手直しが必要なのは
わかっているものの久々に大掛かりなのが着ましたねぇ。
直せる範囲で助かりました。