今回は鹿児島交通に2007年から2011年頃に移籍した中型車を取り上げます。ほとんどは西武から移籍したRMです。このほか、神奈中からU-MK,RJが、京成からU-RJが移籍しました。

648 (2)
鹿児島200か648
KC-RM211ESN改
1996年式
元:西武バス→西武観光バス
西武から移籍した日デKC-RM+富士重工8E。西武バス名物のホイールベースがE尺より短い特注車です。鹿児島交通の中型車は地方の営業所に配置されていることが多く、この車も指宿に配置されていました。

617
617-99
鹿児島200か617
KC-RM211ESN改
1996年式
元:西武バス
こちらも西武から移籍したE尺改のKC-RM+8E。現在は南さつま市コミュニティバス「つわちゃんバス」専用車となり、ラッピングが施されています。つわちゃんバスは新車のポンチョと京王から移籍した日デKC-RNも専用車となっています。つわちゃんは南さつま市のゆるキャラかと思いましたが、まさかのコミュニティバスオリジナルキャラクターの模様。

712
712-99
鹿児島200か712
KC-RM211ESN
1996年式
元:西武バス→林田バス→いわさきバスネットワーク
西武から移籍したKC-RM+8Eで、こちらは通常のE尺車です。林田バスに移籍した関係で、やしの木が緑色だけになっています。川内に配置されています。

841
鹿児島200か841
KC-RM211ESN
1996年式
元:十王自動車→国際十王交通
東武グループの国際十王交通から移籍した日デKC-RM+8E。東武では珍しい日デで、富士重工のバス工場があった伊勢崎市のコミュニティバス「ふれあい」用に導入されました。前中折戸とE尺という珍しい組み合わせです。3台全車が鹿児島交通に移籍し、鹿児島国際大学のスクールバスとなっています。なお、KC-RN+8Eも3台導入されており、そちらは岩手県交通に移籍しました。

1095 (5)
鹿児島200か1095
KC-LR333J
1996年式
元:川崎市交通局
川崎市営から移籍したいすゞKC-LR+富士重工8E。鹿児島交通の川崎市営中古はKC-LR+8Eの2台のみです。川崎市営のKC-LR+8Eは新潟市のフィールド観光、千葉県印西市の都市交通タクシーにも移籍しました。

1097-2
1097-99
鹿児島200か1097
U-RM210GSN
1996年式
元:西武バス→西武観光バス
西武から移籍した日デU-RM+8E。埼玉県秩父地方の路線を運行する西武観光バスを経由して移籍したため、KC-RMよりも遅い移籍となっています。加世田に配置され、ローカル路線で使われています。

1137-1
鹿児島200か1137
KC-LR333J
1996年式
元:東武バス→大隅交通ネットワーク→三州自動車
東武から移籍したKC-LR+8E。東武らしい前後折戸で、3台移籍して3台とも大隅半島に配置されています。東武からは前中4枚折戸のKC-LR+8Eも1台移籍しているのですが、何度通っても見たことすらない有様です…。

1198
鹿児島200か1198
KC-RM211GSN
1996年式
元:西武バス→大隅交通ネットワーク→三州自動車
西武から移籍した日デKC-RM+8E。西武では多数派だった標準尺車ですが、鹿児島交通ではE尺改の陰に隠れた存在で、意外と見かけません。