NO.2271 一時的単線となる所も見られています、浦上駅付近高架化工事&高架との分岐点付近探訪 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 当ブログでは、前回NO.2261におきまして、長崎線の長崎駅に最も近い所にある踏切でもあります幸町踏切付近の高架化に関します話題をご紹介しておりました。

 

 幸町踏切は、先述のように長崎駅に最も近い所にあります踏切でありまして、踏切付近に引き上げ線もありますので車両の入れ換えも行われている事もありまして、撮影される姿もこれまでも見られておりました。しかし、この幸町踏切も今回の高架化・立体交差化に伴いまして廃止される事にもなっております。

 

 実際に、以下画像の南福岡車両区に所属します787系電車や885系電車、さらには佐世保車両センターに所属しますキハ66・67系気動車などと言った車両などの長崎駅留置線~長崎駅ホーム間の入れ換えの時には引き上げ線を使用する姿も見られておりますが、これら入れ換えの姿も3月末までとなっておりまして、見納めとなる時期も迫っている事も伺わせております。

 

 (787系電車引き上げ線転線時)

 

 (キハ66・67系気動車(12番ユニット)ホーム転線時)

 

 

 そして、その幸町踏切付近の上には、画像のように本線に加えまして留置線も設けられるようにもなっておりまして、そう言った事からこの部分の台座も広くなっている事がお分かりいただけます。実際にこの時にもご紹介しましたが、この上にはパンタグラフを点検するためのスペースも設けられる事にもなっておりまして、供用開始となりましたらどうなるのか気になる所でもあります。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、画像の長崎駅の隣駅でもあります浦上駅付近の長崎駅からの高架化工事の姿と、浦上駅より先にあります高架との分岐点付近も収める事ができておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 現在行われております高架化・立体交差化の工事では、長崎駅から浦上駅の先(川口町付近)にかけまして工事が進行しておりまして、そして長与方面・市布方面への本線へと合流する事になっております。浦上駅では、この高架化に伴いまして、工事前は2面2線のホームでありましたが、現在は1面2線のホームとなっておりまして、それとともに駅より先は画像からもわかりますように単線化されておりまして、2面2線時に見られておりました単線並列の姿から、現在は後述の分岐点まで市布方面・長与方面がともに使用する形となっておりますので、出発信号機もそれぞれ設けられている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 (分岐点までは線路は1本になります)

 

 (市布方面・長与方面出発信号機)

 

 

 さて、ここからは長崎駅留置線から上の画像の幸町踏切付近の引き上げ線を経まして長崎駅1番ホームに入線しておりましたキハ66・67系気動車12番ユニットの長与経由佐世保行き、また次の日にも市布経由佐世保行き・市布経由長崎行きに乗車しまして、前方画像より長崎~浦上~高架との分岐点~の姿を収めておりましたので、現況を皆様にご紹介してまいります。

 

 

 長崎駅を発ちまして、前回ご紹介しました幸町踏切を通過します。この時点では、画像のように複線区間となっておりまして、仮線として整備されているとは言いましてもこういう姿を見ましてもしっかりしている事は伺えるのではないかと思います。

 

 その幸町踏切そばの引き上げ線の横より、工事区間が始まります。実際に「工事区間開始」と書かれております札が設けられておりまして、ここから工事区間になっている事が伺わせております。

 

 

 列車は浦上駅にやってまいりました。浦上駅に関しましては先述の通りでありますが、実際に1面2線の線路配置となっている事がこの姿からも見られております。ちなみに、上部の方には高架ホームの整備も進行しておりまして、今後高架化が完了する事になりますと、当然乗車ホームも変わる事にもなります。

 

 

 さて、ここから先は浦上駅より分岐点までの姿をご紹介してまいります。先述のように、浦上駅から分岐点までは市布方面・長与方面が共用するようになっておりまして、そう言った事からこの部分のみ単線と言う形になっている事がわかります。この分岐点までの間は、画像のように坂となっておりまして、そう言う所から高架と合流する形になっている事も伺わせております。

 

 

 さて、市布経由・長与経由、そして高架区間との分岐点にやってまいりました。今回乗車しました列車は長与経由でありますので、正面から見まして左側の線路を通る事にもなります。尚、普通ならば信号場的な所を設けないととも思う所ではありますが、上の画像10にあります市布経由・長与経由の出発信号機で頼る形になっているようでもあります。

 

 

 こうして、この列車は長与経由でもありますので、列車は左側の長与経由の線路に入りまして、後述の内容・画像にありますように先へと進んでまいります。尚、奥にありますポイントは高架から市布経由へ入る際のポイントとなるようでありまして、高架化されますと使用開始される事にもなるようであります。

 

 (画像が少々乱れています、申し訳ありません)

 

 尚、この市布経由・長与経由との並行区間は、市布経由の長崎トンネル入口までの約2キロ少々に及びまして、後述の市布経由の場合、長~い長崎トンネルを抜けましてからも浦上駅までそれほど距離がある訳でもありますので、以下画像の姿を見ましても実感する所ではないかとも思う所ではあります。

 

 (市布経由側、奥に長崎トンネル)

 

 

 一方、こちらは今回訪問時に市布経由でも利用しておりましたので、併せてご紹介しますが、この場合では、浦上駅より分岐点にやってまいりまして、それから市布経由側の線路を通って行く事にもなります。実際にポイントが市布経由側に向いてある事も以下画像の姿からもわかるのではないかとも思います。ちなみに、高架から市布経由に入るには

 

 その市布経由側の線路に入りますと、その下の画像にあります長崎トンネルまではこれまでの線路を使う事にもなります。ちなみに、今後使用を開始する事にもなります高架からの場合には、浦上駅を過ぎますと徐々に下りて行きまして、長崎トンネルまでもさらに下りて行きましてトンネルに入るようにもなって行きます。

 

 (この奥に長崎トンネル)

 

 

 そして、市布経由の列車車内から長崎行き列車乗車時の前面の姿ではありますが、長崎トンネルを出まして分岐点へやってきた際の画像です。この時点では、まだ片側の部分は途中でストップしておりまして、今後高架に切り替えられましたら片側の工事が行われるようになるようでありまして、当分の間は暫定的に現在のように分岐点までは市布経由・長与経由各方面が使用されるようにもなるようであります。また、奥に浦上駅のホームが見られておりまして、上がった所にホームが設けられる形となる事がわかるのではないかと思います。

 

 

 さて、ここからは分岐点付近の画像であります。ちょうどこの付近には駐車場が設けられておりまして、しかも上がれる場所も設けられておりましたので分岐点付近の姿を収める事ができておりました。実際に、以下画像手前が高架へ続く線路、奥が浦上駅側からの線路となっておりまして、上の画像と見比べましてもお分かりいただけるのではないかと思います。

 

  こちらが高架の浦上駅への線路であります。実際に坂となっている事もありまして、先述のように長崎トンネルまでの所で坂になっている事から、市布経由の場合では勾配が下がって行く事もこの姿からも実感するのではないでしょうか。

 

 

 さて、長与経由のキハ66・67系気動車(ユニット番号不明)が分岐点を通過します。速度も、徐行で進むかと思いましたら速度は出ておりまして、先述の浦上駅の場内信号機でそれぞれ方面への切り替えを行っている事もわかるような姿でもあります。それにしても、あと1ヶ月少々で右の線路を使う事にもなりますし、かつ現在使用されております線路は使用されなくなる訳でもありますので、正直その時は迫っている事にも間違いないようではあるようです。

 

 

 前回・今回と長崎駅~浦上駅間の高架化・立体交差化に関します話題をご紹介しましたが、ご紹介しておりますように3月末にはこの区間は高架化される事にもなっておりますので、その時も刻一刻と迫っているようでもあります。これまでも、この区間の高架化に関しましては当ブログでも何度かご紹介してもいた訳ではありましたが、工事が始まる時から現在にかけまして変化が大きく見られている事も伺える所ではあります。今後、恐らくは高架化後に再訪問になるようではありますが、高架化後の姿を見るのも正直待ち遠しい所ではありますので、その姿も期待したい所でもあります。