布田駅【東京都】(京王線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都調布市中部の住宅街に位置する京王線の駅で、2012年に地下化され、京王唯一のフルスクリーンタイプホームドアが設置されている駅、
布田駅 (ふだえき。Fuda Station) です。
 
 
駅名
布田駅 (KO 17)
 
所在地
東京都調布市
 
乗車可能路線
京王電鉄:京王線
 
隣の駅
新宿方……………国領駅
京王八王子方……調布駅
 
訪問・撮影時
2019年1月
 
 

布田駅の駅舎です。東側を望む。
布田駅は地下駅で、2012年に地下化されました。駅舎・改札口は地上にあります。
また、ロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所も併設されています。
 
 

駅前の様子です。西側を望む。駅名は布田ですが、駅は国領町五丁目にあります。
駅周辺は住宅街ですが、駅前には商店も見られます。駅近くには集合住宅が多いです。
また、駅近くには畑も残っています。
そして、正面にはアスファルト舗装された地上線跡があり、向こう側には調布駅の駅ビルが見えます。調布駅近くの地上線跡では工事が行われており、遅かれ早かれ地上線跡は建物など他の用途に転用されるでしょう。
 
 

地上1階にある改札口の様子です。布田駅の改札口はこの1ヶ所です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
地下1階にあるホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
尚、布田駅構内には売店・コンビニがありません。
改札口の左側には銀行ATMがあり、自動券売機の右側には視覚障害者用の触知構内案内図、飲料自動販売機、コインロッカーが設置されています。
 
 

ホームドア側面に掲示されている駅名標です。電照式ではありません。
京王の標準デザインで、中国語や韓国語の表記もあります。
駅ナンバリングも併記されています (KO 17)。
 
 

布田駅は島式ホーム1面2線の地下構造で、東西方向にホームが延びています。10両対応です。
右(南)が1番線で下り京王八王子方面、左(北)が2番線で上り新宿方面です。
京王で唯一のフルスクリーンタイプのホームドアが採用されており、しかも天井まで塞いでいる密閉式です。ゆりかもめや東京メトロ南北線の駅にあるホームドアは上が空いています。密閉式は当駅の他に名鉄の中部国際空港駅ミュースカイ専用ホーム(1番線)のみで採用されています。
ホームにはベンチがあります。
写真は新宿方を望む。
 
 

京王八王子方を望む。
ホーム端には非常扉があり、緊急の際は脱出できるようになっています。脱出先はおそらく線路でしょう。
また、新宿方のホーム端の扉の先はポンプ室です。
 
新宿方はこの先、左へカーブしながら住宅街の中を地下トンネルで東へ進み、国領駅へと至ります。
 
一方、京王八王子方はこの先、右へカーブして住宅街の中を地下トンネルで西北西へと進み、下り線が上層、上り線が下層、二層構造の地下ホームを有する調布駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が布田駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。ホームはフルスクリーン式のホームドアに囲まれて異様な雰囲気でした。駅前は市街地近くながら長閑な雰囲気が漂っていました。
 
新宿からですと新線新宿駅から京王新線の区間急行、快速(主に橋本行き)に乗り、つつじヶ丘駅で各駅停車に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、中央線快速に乗り継いで新宿駅で下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、駅前にはスーパー「ミニピアゴ」もありますが、気軽に入れる飲食店はほとんどありません。隣の調布駅前には多数の店舗がありますが…。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は布田駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京王電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)